コミュニティ型株取引アプリSTREAM(ストリーム)なら従来型手数料ゼロ?レビューとリスクを考察!
みなさんどうもSTREAM(ストリーム)!STREAMと聞くとジェットストリームしか思い浮かばない@xi10jun1です。
最近は貯蓄から投資へと謳われているせいか、株などに興味を持つ人が増えています。が、実際株取引を始めようと思っても、気軽にそういう話がしずらいじゃないですか。
そこで、そんな状況を解決してくれるアプリ「STREAM(ストリーム)」についてご紹介します。
コミュニティ型株取引アプリ「STREAM(ストリーム)」とは?
コミュニティ型株取引アプリ「STREAM(ストリーム)」は、『株取引を身近に』というコンセプトに、従来型株式委託手数料を無料にした証券取引サービスになります。
概要がこちら。
- サービス名:STREAM(ストリーム)
- 会社名:株式会社スマートプラス(英文:Smartplus Ltd.)
- 登録:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3031号
- 加入協会:日本証券業協会
- 口座開設申し込み:STREAM(ストリーム)口座開設はこちら
要するに、株取引ができるSNSアプリってところですね。
注文方式は、最も良い価格が提示されている市場を自動的に選択し注文を行うシステムSOR(Smart Order Routing:スマート・オーダー・ルーティング=)を採用しています。
選択先は東証および東証立会外取引の2箇所で、SORを通すことで、株価がより安く提示されている市場で注文を出してくれます。
手数料について
手数料は『従来型株式委託手数料を無料』と謳っており、何回取引しても従来型の取引手数料は無料です。
ただし公式サイトによると、『お客様が得した(利益を得た)ときだけ、その得した分の半額相当分』が手数料として徴収される仕組みだそう。
SOR内でお客様から注文を受けた株式の価格を比較し、東証立会外取引の価格が有利と判断されて約定が成立した場合には、当社は東証の価格との差額の半額相当を取引手数料として頂戴します。
上記の例で言えば、東証の約定金額が60,000円、東証立会外取引の約定金額が59,976円とすると、両者の差額が24円となり、その半額相当の12円を当社が取引手数料として申し受けます。
結果として、お客様の受け渡し金額は59,988円となり、東証立会外取引で12円安く買えたことになります。
つまり例としてはこうなります。
- 東証:60,000円
- 東証立会外取引:59,976円(SORによりこちらの価格で注文し買う)
- 差額:24円(60,000円-59,976円)
- 手数料:12円(差額24円の半額)
- 実際の約定価格:59,988円(注文金額59,976円+手数料12円)
ちょっとややこしいですが、安く買えるならそれに越したことはないですからね。
と言っても、当然株価は連続して値動きしていますから、注文の過程で安く買えない可能性もあるので注意が必要です。
STREAM(ストリーム)の登録及び口座開設方法
さてここからは、STREAM(ストリーム)の登録及び口座開設方法について解説していきます!
ありがたいことに、使い方について公式動画がYouTubeにアップされていましたので補足を交えながらご紹介していきます。
まずは口座開設しましょう(※2020年4月追記:僕はアプリから口座を開設したため、当時と手順がやや異なります。以下、アプリでの説明や解説を行いますが、基本的な流れは一般のウェブサービスと同じです)。
口座開設に関しては本人確認書類の提出が求められます。
ここで提出する本人確認書類ですが、2016年1月より、全ての証券口座の登録・開設時にマイナンバーの提出が義務付けられるようになりました。
STREAM(ストリーム)も例外なくマイナンバーの提出が必要になりますので、マイナンバーカードをお持ちの方はここで撮影して提出しましょう。
STREAM(ストリーム)のユーザーフォロー
STREAM(ストリーム)の登録、・口座開設申し込みが完了したら、各ユーザーをフォローしてみましょう。
こちらはツイッターとほぼ同じですから、特に迷うことはないと思います。
STREAM(ストリーム)のストリーム・掲示板タブの使い方
続いてはメインの機能の1つである、ストリームですね。
ストリームは言わばタイムラインのようなもので、各種機能があります。
注目はご覧の通り、投稿の中で特に注目度が高い記述が表示されます。
コメントは文字通り、ストリームの中のユーザーのコメントを表示してくれます。ここは以前の「全て」の項目だったのですが、アップデートされコメントになりました。
掲示板は各銘柄についての書き込みが見られるところです。
こちらについては公式の動画でも紹介されています。
注目している銘柄があればのぞいてみましょう。
ニュースも文字通り、市場に関連するニュースが流れてきます。
Twitterは、ツイッターで注目されているトレーダーたちの投稿を確認できるところです。
STREAM(ストリーム)以外のトレーダーたちの情報も、ここで確認できるわけですね。
適時開示は、企業が出した株式に関わる最新情報を確認できるところです。
ここで出た情報をもとに株価が上下することがありますので、見逃し厳禁な項目ですな。
こちらはフォローしているユーザーが確認できるところです。
設定で各種表示を変更することができます。
STREAM(ストリーム)の市況銘柄タブの使い方
画面下のメニューから、市況銘柄の画面に移動してみます。
チュートリアル画面の通り、注目のタブでは今最も注目されてる銘柄が表示されます。
こちらも公式の動画をご覧ください。
株取引で注目されるということは、大幅上昇や大幅下落といったセンセーショナルな局面である可能性がありますので、こちらは適宜チェックですね。
以下は、使ってみての補足になります。
ランキングはその日の市場における、値上がり率、値下がり率、出来高のランキングを見られるところです。列ごとにスライドができ、1位~99位まで見ることができます。
なおこちらは、口座開設申し込みが済んでいないと閲覧ができません。
主要指標は相場全体の値動きを閲覧できるところです。
日経平均やマザーズのほか、先物やドル円などの通貨、ダウといった基本の市況が揃っていますね。
STREAM(ストリーム)のマイページタブの使い方
資産状況タブについてはまだ表示されていないので、マイページから先に紹介します。
マイページのチュートリアルですね。アプリを使っていくとポイントが貯まり、一定数を超えると称号が得られるようです。
ポイントサイトのような遊び心がありますなぁ。
STREAM(ストリーム)の注意点・リスク
さてざっくりとアプリ内を見ていきましたが、STREAM(ストリーム)には注意点・リスクがあります。
まず注意点はこちら。
風説の流布や誹謗中傷、相場操縦を目的とした不確定な情報の書き込みは一切厳禁となります。
続いてリスクですが、ざっくり下記の通り。
- 投資の基本的リスク:値動きのリスク、信用取引のリスク、注文および約定時の遅延リスク
- 注文方式(SOR)のリスク:SORではできない注文(逆指値注文や執行条件付注文)による機会損失、(結果論として)必ずしも有利な条件で約定できるとは限らない点
- 事業リスク:システムリスク(トラブルによる取引停止など)、行政処分などによる取引不可な状況、情報漏えいなど
これらはもう一般的に予見できるリスクですね。
利用者の増加に伴う対応の遅れや不手際を含め、最初から何も問題なく運営できるとは限りませんのでそこは念頭に置いておきましょう。
まとめ:STREAM(ストリーム)で株取引は身近になる?
これまでの証券アプリは取引がメインでしたが、STREAM(ストリーム)のようなコミュニケーションが付与されたサービスも注目ですね。
ただ、気軽に株や投資の話ができる分、情報を鵜呑みにして取引した結果大損することも考えられます。
投資の基本ですが、取引の結果はすべて自己責任であると覚えておきましょう。アプリを通じて得た情報が意図的であろうとなかろうと、売買の意思決定権は自分にありますからね。
というわけで、概要を再掲します。
- サービス名:STREAM(ストリーム)
- 会社名:株式会社スマートプラス(英文:Smartplus Ltd.)
- 登録:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3031号
- 加入協会:日本証券業協会
- 口座開設申し込み:STREAM(ストリーム)口座開設はこちら
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