【ライター交流会】地方在住ライター会議 〜脱・東京の働き方〜に参加!東京じゃなくてもライターは活躍できる?

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みなさんどうも、ライティング!ライターさんではないけど、参加してきた@xi10jun1です。

ライターさん同士が交流を深める会、【ライター交流会】。今回はイベント名の通り、地方在住ライターに特化した交流会でした。

僕自身はライターではありませんが、お問い合わせしたらOKを貰いましたので、参加しました。

【ライター交流会】地方在住ライター会議 〜脱・東京の働き方〜概要

まずは概要から。

  • 日時:2月10日(金)
  • 時間:19:30開場、20:00トークイベント開始、22:00終了
  • 参加費(懇親会1ドリンク+軽食付き):首都圏在住者=2,400円 CONTENTZ会員=1,200円 遠方参加者=0円
  • 登壇者:赤坂太一さん、万谷絵美さん、松田 然さん
  • 司会:宮脇 淳(有限会社ノオト)
  • 場所:コワーキングスペース「CONTENTZ」

地図

今回はトークイベントなので、大事だと思ったところだけ箇条書きにして紹介します。

トークイベント

ライター活動のきっかけは?

赤坂太一さん:地方にいるとライターだけじゃなく撮影も求められる

万谷絵美さん:文章を書くのが好きだったが、すぐには就けなかった。結婚したあとにwebや和歌山経済新聞などでの仕事を通じてライターへ

松田 然さん:10年前に就活で制作の仕事へ。絵や写真はもともと好きだった。仕事はきつかったが面白かった。求人広告のライターだった。30歳になって独立。旅好きだったので、両立できる仕事としてライターを。旅しながらライターの仕事ができるか。そのロールモデルに。

どうしてその場所でライターを?

万谷絵美さん:介護や育児などもあった。コワーキングスペースで交流していたら楽しくなってきた。サークル活動やイベントをやったりと、和歌山を再発見した。ハブみたいな場所があった。

赤坂太一さん:地方出身者同士で結婚し、どこに住むか思案した。メディアの仕事を探した。前職で福岡での仕事が印象に残った。妻と一緒に福岡へ。

メインの仕事は地元?東京?

松田 然さん:9:1で東京からの仕事。営業は苦手だけど、ライターは仕事で存在感を示せる。地方は繋がりが強く、仕事にも繋がることがある。

万谷絵美さん:東京からの仕事は全然ない。ほとんど和歌山の企業から。でも自分から提案・営業を行う。じゃないと自分の仕事ができない。なので新規の案件が多い。

赤坂太一さん:東京が95%。福岡の仕事はほぼない。地元紙の仕事はあるが、そのメンバーはすで決まっていて入り込む余地がない。元々は自動車誌の編集をやっていた。最近は紙媒体の旅行関連。編集目線のライター。

地方在住ライターのメリットデメリット

赤坂太一さん:メリットは、地方の媒体から仕事がもらえること。デメリットは、ライター交流会のような生の情報に触れられない→東京にくることもある。

万谷絵美さん:メリットは、ライバルが少ないから目立てる。「和歌山でライターさんと言えば」といった感じで声を掛けてもらえる。相談される存在になることが重要。デメリット。

松田 然さん:メリットは、ライターさんという存在が珍しいので、仕事がもらえることもある。メリットデメリットは表裏一体。人による。やらないことを決めた結果が地方か東京か。生活コスト

ぶっちゃけ生活できますか?

松田 然さん:地方はコストは安い。お金に関しては東京はたくさんもらえるが、自分らしく生活できるかとなると疑問。旅して分かったのは、東京より地方の方が自分らしい活動ができる。

赤坂太一さん:地方の家賃は安い。

万谷絵美さん:他のライターさんはライターだけでは食べていけない・無理と言った。やり方によっては食べていける(原稿、写真、ディレクションなど)。

地方在住ライターがもっと活躍するには?

松田 然さん:自分は好きが溢れている人とと仕事がしたいので、そういう存在になれば活躍の可能性もあるのでは?自分のやりたいことと同時に、読者のことを考えられているか。東京と地方では働き方や仕事の意識、スピードに違いがあることを知っておく。

赤坂太一さん:サイトやブログを作って、どんどんアピールしていく。web媒体・紙媒体の特性によって仕事を調整する。

万谷絵美さん:今住んでいる場所をもっと取材して、東京で発表できるようなハブとしての存在になる。

地方在住ライターのこれから

松田 然さん:地方を回ってみて分かったのは、熱量がある地域とそうでない地域がある。コワーキングスペースの活動イベントなどを見て回っている。自分で何か活動を起こすのもいい。

赤坂太一さん:媒体だけじゃなくて、企業と繋がって仕事を。執筆以外の何かをする。

万谷絵美さん:東京のやり方を輸入するのもいい。地元と東京を繋げるように、双方向になっていかないと詰まるのでは?なかった仕事を掘り起こす。公のところは提案は聞いてくれる。肩書を自分で作っていく。

質問

Q:地方で取材するときの足(車)は?ネット環境は?

A:車は必要。レンタカーが多い。カメラマンを連れて行くかどうかはかなりポイント。ネットがなくてもできる仕事もあるので、そんなに困らない。

Q:地方在住ライターのならではジャンルは?

A:地方はライターが少ないので、チャンスはある。デザイナーさんと組んで仕事を取っていることがある。あまり絞りすぎると仕事がなくなる。何でもできた方が理想。

Q:子供の妊娠出産時の調整は?

A:母乳をあげながら仕事するなど、育児と同時並行。それでも外には出られなかった。レビューなど、家の中での仕事を多めにした。

Q:ブログは何を始めれば?

A:無料ブログもあるが、ドメインを取ってもいい。

Q:地方でIT系でライターが活躍するには?

A:IT関連の飲み会・イベントなどがあるので、そういったところに参加してみる。

Q:地方でどうやって仕事を受けていくか。単価はどうなるのか。

A:地方だからといって単価を安くする必要はない。地元紙で営業に行ったら単価が安いことがあった。

Q:歴史・名所関連の仕事はきました?(真田丸)どんな仕事がきた?

A:来た人もいる。パンフレットなど。

まとめ:ライターも十人十色。やり方次第で地方でも食べていける

現役のライターさんたちのお話を聞き、地方でも活躍できるということ、そしてそれはやり方次第だというのがよく分かりました。

また、媒体別(紙やwebなど)の特性、地方と東京の働き方・スピード感の違い、ライターとして書くだけではなく編集の立場になって考えることなど、ライターさんたちが日々大事にしていることに大変感銘を受けました。

僕自身はライターではありませんが、ブログを書いていると、そんなお問い合わせもちょくちょくいただくんです。なのでそんな機会があったときに、このライター交流会のことを思い出して作成にあたりたいと思います。

最後に、お話してくださった登壇者の赤坂太一さん、万谷絵美さん、松田 然さん、司会の宮脇 淳さん、このたびは貴重なお話をありがとうございました!

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2017年2月11日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

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