なぜ日本人はツイッターが大好きなのに創業者4人を答えられないのか?~ツイッター創業物語~を読んで
みなさんどうも、ツイッター!ツイッターで大好き系男子の@xi10jun1です。
今でこそ赤字問題や身売り話が出ているツイッターですが、日本では相変わらず大人気のSNSでございます。
ところが、その創業者は誰?と聞かれても、答えられる人って結構少ないんですよね。そんな方にオススメの本があります。
ツイッター創業物語
それがこちらの本、"ツイッター創業物語"でございます。
まずツイッターを作った人は4人います。
- エヴァン・ウィリアムズ(Blogger創業者。現在はMediumのCEO)
- ジャック・ドーシー(現CEO。決済サービスSquareの創業者)
- ノア・グラス("Twitter"の名付け親)
- ビズ・ストーン(ツイッター内外の調整役)
ご覧の通り、ツイッターは共同創業によって作られたサービスなわけです。厳密にはもう少し複雑なんですが、この4人が創業者として知られています。
全体の感想:ツイッター社の沿革のような感じ
全体的な内容をまとめると、“起業のリアルが生々しく綴られているTwitter社の沿革"って感じです。
表紙や帯にも書かれていましたが、裏切りや追放など、昼ドラとはまた違ったビジネス特有のドロドロ感があって読み応えは十分あります!
ただ翻訳っぽさというか、英訳っぽい言い回しが多いので、少し読みにくさは感じるかもしれません。
構成としては、ツイッターを作るまでの話が少し長めなんです。けれど4人の生い立ちや性格、それぞれのスキルや実績などが、後々ツイッターを作るまでの物語と作ったあとの顛末を彩ってきます。
メインは、エヴァン・ウィリアムズとジャック・ドーシーの関係性ですが、ノア・グラスがなぜツイッターを去ることになったのか、ビズ・ストーンがツイッター社の中でどういう立ち回りだったのか。この辺りも面白いですよ。
読み進めていくごとに「あー、この人はこういう人だから、こうなるのか。なるほどな。」というのが分かってきます。
“なぜ日本人はツイッターが大好きなのに創業者4人を答えられないのか?"の答え
で、タイトルに書いた"なぜ日本人はツイッターが大好きなのに創業者4人を答えられないのか?"という問いですが、その答えって何だと思います?
サクッと答えるなら、ツイッターは好きだけど作った人には興味がないとか、創業者の数が4人と多いからとか、そんな感じでしょうか。
でも例えばFacebookを使っていない人でも、「Facebookの創業者は?」と聞かれたら、マーク・ザッカーバーグとは答えられますよね。
この差って何だろうと考えたとき、最近ふと思ったのは「理由や原因を探るのは面倒臭い!」みたいな意識の人が増えているからかなと。
例えば料理。正直、作るより食べる方が楽しいじゃないですか。もちろん作るのが楽しい人もいますけど。
それと同じで、ツイッターを"知る"より"使う"ほうが楽しいんですよね。
でもそれじゃあ、あまりに無知すぎません?
“楽しい"の裏側には、必ず"苦しい"があるはずです。ツイッター創業物語は、そんなことに気がつかせてくれる貴重な本だと思います。
まとめ:社長になりたい若者にオススメ!起業のリアルが詰まってる!
今をときめくSNSやアプリも、こうしたドロドロした話の中から生まれたのかもしれません。
僕だって、前の小さい会社で少し揉めたりしましたからね。古今東西、老若男女、国内外関係なく存在するのでしょう。
いわゆる「友達と起業してはいけない」みたいな、そういった起業すると起こり得るトラブルのあれこれがぎゅうぎゅうに詰まっています。
なので起業を目指す若者、とりわけ最年少上場企業の社長になりたい人に特にオススメの本ですよ!
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
スポンサーリンク
当ブログのスポンサー