同じ相場でも勝つ人と負ける人がいる理由は運と流れが原因

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どうも!ここ最近はFXで勝てている@xi10jun1です。

8月中旬から9月にかけて、日経平均は乱高下を続けています。

中国市場や世界同時株安などいろいろ原因はありますが、こんなろくでもない相場でも負けている人だけじゃないんですよね。

野球でピッチャーがとことん打たれる理由

野球スポーツ会場競技画像

分かりやすく、野球で解説します。

試合を見ていると、とことん打たれまくる投手がたまに出てきます。

「猛虎打線に捕まった巨人の○○投手!膝を落としました!」などと実況を聞いているうちに、バッターに次々と打たれ、しまいには監督によって交代させられてしまうわけですね。あれをよく解説者が「姿勢が良くなかった」とか「キレが良くなかった」とか言うんですが、僕は違う見方をしています。

あれって、「負の大フィーバー」なんですよ。

だってね、ついこないだまで相手打線を1点に抑えていた投手が、急にバカスカ打たれるなんてあり得ないんですって。プロ野球選手ですから投手としての「心技体」は持ち合わせているでしょうし、それを万全に仕上げて試合に臨むんですよね。

怪我とかは別ですけど。

なのにたくさん打たれてしまうのには、姿勢とかキレとかいう問題ではない何かがあるんです。

それが、運と流れです。

運と流れを数字で見てみる

例えば、バッターの打率はおよそ3割と言われていますから、単純に考えれば、打たれない確率が7割です。

で、単純に考えると、バッターが三者凡退する確率は、(7/10)^3=0.343で34.3%となり、バカスカと6回連続で打たれる確率は(3/10)^6=0.000729で0.0729%となります。

つまり、投手がボールを投げたとき、34.3%の確率で三者凡退にできて、0.0729%の確率で6回連続で打たれることになります。

10000回イニングを迎えたら7回は連続でバカスカ打たれてしまう確率。

これは、運と言えませんか?

もしこれが何かくじ引きの当選確率だとしたら、当たれば運が良かったと言うはず。なのに野球では「姿勢が」とか「キレが」とか言われてしまう。

冒頭の投手は、まさにそんな「10,000回イニングを迎えて7回バカスカ打たれてしまう確率」に当たってしまったんです。そんなアンラッキーな投手をマウンドに立たせていては、負の大フィーバーが続いてしまいます。

だからこそ監督は投手を変えるんです。そんな負の大フィーバーを止めるには、「バッターを三者凡退させる確率34.3%を持っているであろう投手」に変えるのが自然ですよね。

そして、良くも悪くも、こうした大フィーバーが続いてしまうのがいわゆる「流れ」ってやつなんじゃないかと思うのです。逆にこれ、バッター側からしてみれば、まさに打線が流れに乗った良い状態でしょう?

同じ相場でも勝つ人と負ける人がいる理由

長々となってしまいましたが、同じ相場を迎えているのに勝つ人と負ける人がいるのは、こうした運と流れが関係しているからです。

だから同じ相場で何億円儲ける人がいる一方で、何億円損する人が出てくるんです。

そうした運や流れを見極める経験を積んで、利確や損切りといった投資行為によって勝ちと負けをコントロールしなければ、投資では儲けられない。

と、最近思った次第です。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2015年9月10日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。