総裁戦にて小泉氏に悪い経済のブレーンがいる気がしてならないと思った話
みなさんどうも総裁選。個人的には高市氏が総裁候補だと思っていた@xi10jun1です。
先日の総裁選で石破氏が次の総裁となったんですが、小泉進次郎氏の得票数が想定よりも伸びなかったのには安堵しました。
正直、小泉氏には悪い経済のブレーンがついている気がしてなりません。
総裁選でいきなり解雇規制の話題を出す意味が分からない
本当に意味不明です。
テレビ番組での解雇規制の話題を出してから勢いが失速したところがありますが、そもそもそんなことを国民の大多数が争点になんてしてないんですよ。
税金や社会保険料の負担軽減、賃金アップをもっとやってほしいのに、出てきた言葉が解雇規制の緩和なんておかしいでしょう?争点でないどころか、それは経営者側ひいては労働を提供する事業者が得するような理屈の話です。
本当にこの国の雇用や労働というものの問題点を考えたら、例えば地方に未だ残る手取り10万円台の正社員求人を問題視すべきです。あるいは人手不足だからといって外国人労働者を増やすのではなく、そもそも世間が蔑ろにしてきた氷河期世代を含む国内の人材を活用するなど、もっと日本国民のための政策や議論が出てくるべきでしょう?
それをほったらかして解雇規制云々なんて口が裂けても言えませんし、党としての支持者の年齢層から考えても誤解されるに決まっています。案の定、数々の発言が問題視されたわけですし、解雇規制云々の真意の説明に終始してしまった。
はっきり言いますが、おそらくかつての小泉政権下における竹中平蔵のような悪い経済のブレーンが近くにいるはずです。だから解雇規制なんて言葉が出てくる。ブレーンがそう言うからそうなんだろうと。
この事態を招いたということは、まさに自分で調べたり現実を見聞きしたりしていない証拠。選択的夫婦別姓もそうですが、あまりに国民生活の解像度が低すぎます。
小泉氏はどう言えばよかったのか
じゃあ小泉氏は何を言えば良かったのかというと、やはり『父との決別』です。
つまりはこうです。
「かつて父が政権を担い、その政策によって翻弄され、人生をフイにしてしまった方がおられます。そういう厳しい声も届いています。父に成り代わりお詫びを申し上げ、雇用と労働の在り方について見直しを致します。」
現実的な問題を捉えている点、かつての政策が誤っていたと認める点、そして今後このようなことにならないよう約束する点。どうしても意識される『子』として、『父』とは違う物の見方つまりは決別して政治を行うことを宣言する。
これが言えれば良かったんですよ。
それが開口一番に解雇規制云々なんて、もう終わりですよ。
まとめ:まずは悪い経済のブレーンと決別すること
小泉氏の敗因は現実問題への解像度の低さと、悪い経済のブレーンの存在です。
竹中平蔵のような雇用する側の理屈しか吹き込まれていないのは問題です。どんな国だって雇用する側より雇用される側のほうが大多数を占めるんですから、彼らの声をこそ聞く姿勢を見せないと。
まずは獅子身中の虫である悪い経済のブレーンと決別することです。
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