あやしい投資話を勉強するゆとり世代:エピローグ
先日こんな本を買ったんですよ。
なんでこんな本を買ったか。
投資の攻略本なんて存在しない
投資の本っていうと「こうすれば儲かる!」「今すぐ日本の株を買いなさい!」「私が1億円の資産を構築した方法」「○○式デイトレ術」「1万円から始めよう!」みたいな、レベルに合わせてこういう書籍お店に並んでいますが、僕はいつもこれってどうなの?と思っています。
投資の本というのは、大きく2つの種類があります。
1つはダイヤモンドzaiのようなマニュアル本、もう1つは上の投資の本たちのような攻略本。
投資っていうのはマネーゲームなんですが、その1つのゲームに対して攻略本が毎年大量に出版されている。本来はそんなことあり得ないわけです。
そもそも、ゲームの攻略本は1つ2つあれば十分ですよね。ポケモンなら、シリーズの攻略本を買ってポケモン図鑑を買って、いざゲームを進めて大満足ということですよね。そして新しいシリーズが出れば、その攻略本を1冊買えばいいわけです。
それが投資に至っては、儲かった人が「俺はこうして儲けたぜ」って本を出したり、「何年か先に日本はこうなるから、今のうちにこうした投資をしておけ」と命令口調の本を出したりします。しかも毎年。
「投資は自己責任であり、これは参考書だ!参考にすればいいのであって、あなたの収支がどうなろうと私に責任はない」と言われるかもしれないですけど、それにしたってなんか腑に落ちない。
本を出すということは、それだけ稼いだ実績だったり税理士や会計士やFPといった専門的な知識をもっていたり、すなわち「力がある」ということの証明なんですが、僕はそういった力には責任が伴うべきだと考えています。
あやしい投資話を研究してみたい
僕は常日頃投資の本には文句があるので、いつも立ち読みで済ませています。全く読まないというのは、それもまた勉強不足という気がするので、買わずに立ち読みで。
で、今回たまたま見つけたのが、この「あやしい投資話に乗ってみた」という本です。
今までと違うタイトルと、本当に「役に立つ」という意味でこの情報が知りたいと考えたので、「はじめに」と「目次」だけ見て買いました。
著者は藤原久敏さん。関西でFPの仕事やセミナー、大学の講師をしている方です。
全部を一気に書くには僕の時間が足りないので、少しずつレビューというか、感想を書いていきたいと思います。というより、勉強ですね。もう全部読んだんですが、改めてという感じで。
次回より書いていきたいと思います。本編が7章立てなので、7記事になる予定です。
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