9割だの1%だのマーケティング汚染されたファストフードのような本が溢れすぎ
みなさんどうもファストフード。最近の本にガッカリしている@xi10jun1です。
前にも書きましたが、最近の本はマーケティング汚染が本当に酷い。タイトルだけで読む気が失せることが増えました。
出版不況だの活字離れだの言われますが、本を出す側にも問題あるんですよ。
本が売れないからって買わせるためのマーケティングに頼りすぎ
最近こういう本が多くないですか?
- インフルエンサーがうるさい帯
- 名出し顔出しなら売れるだろうとこれ見よがし
- 〇〇の9割は〇〇
- 1%の〇〇
- 〇〇するな
- 〇〇しろ
- 無理やり翻訳して読みにくい海外の本
- 左右の強い言葉のタイトル
- 反ワクチン陰謀論
- インチキ健康本
もうなんというか、読む気が失せる・・・。
こういうマーケティング的に『人が興味を持って手に取って買うだろう』の丸出しが過ぎる書籍が、跋扈と表現するくらい増えてしまった。
そりゃあさ、出版不況だ活字離れだっていう時代ですよ。売るための努力や苦労、ビジネスってのも分かります。
でもだからって版元が活字離れして、インフルエンサーだ数字だ煽り文句だってマーケティング手法に頼りっきりってどうなのよ?大衆に迎合するにも限度があるでしょう?
具体的にどういう本が買いたいか
じゃあ具体的にどういう本が買いたいのか?って話ですが、下記のような本がいいんですよ。
- 希少性:ネットでも出回らない話があるか
- 誠実性:嘘偽りなく事実に基づいているか
- 再現性:読んで実践して効果が得られるか
- 信頼性:著者が人として信頼できるか否か
- 商品性:数字、有名人、煽りが過ぎないか
これを満たす本がなかなかない。本当に少なくなった。
とりわけ商品性でかっがりするんですよ。上記のようなマーケティングに頼りっきりで。
そりゃ必要な場合もあるでしょうけど、表紙や帯にこれでもかとマーケティング手法を網羅されてちゃ、それなりの量の本を読んできた側からしたら『なんでそんなところに力入れてるの?大事なのは中身でしょ?』って言いたくもなろうて。
まとめ:マーケティングに頼り過ぎない真面目な本を出してほしい
本が売れないんじゃなくて、買いたいと思う本が無いんです。
- 芸能人やインフルエンサーがおすすめしてれば何でも買うと思わないでください。
- 信ぴょう性が出るからとタイトルにやたら数字や煽り文句を入れないでください。
- 作者の意図を無視して売れそうなタイトルに変えないでください。
本好きの切実な願いです。
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