マザーズの下げから考える実力以上に買われた銘柄の末路
みなさんどうもマザーズ指数!新興株を虎視眈々と狙っている@xi10jun1です。
2022年になってから、マザーズ指数の軟調ぶりが凄まじいですな。
新興市場も金融緩和の煽りで上げてきたわけですが、さすがにアメリカの金利が上がる局面では下げてしまうよね。
実力以上に買われてしまったマザーズ
こちらはコロナショックの起きた2020年3月から2022年1月までのマザーズ指数のチャートです。
見事に金融緩和で上がり、その終焉(ただしアメリカの利上げ)が近づくにつれて下落しているのが分かりますね。
一般的に金融緩和で株価が上がるときは、もちろん影響を受けやすい業種や銘柄が真っ先に上がるんですが、そうでない株も連れ高になっていくことがあります。
マザーズの場合は値動きを期待した短期的な売買を主体にした買いが強く入りやすく、特に2021年はIPO株が急騰する局面が多かったように思います。IPO株はその注目度の高さから値動きが激しくなることが多いんですが、余ったお金が流れ込んでくるようなところもあります。
しかし金融緩和で株価が上がるということは、それが終われば当然下がるわけで、そもそもこの間に各銘柄それぞれが実力をつけていないといけません。
現状、コロナショック以降に上げている銘柄ほど下落幅が苦しく、やはり期待もないのに実力以上に上がってしまった株が然るべく下落した、と見たほうがよいかと。
そうなると今後、利上げと米露米中の対立でリスクオフムードが広がることが予想されますので、さらにジリ下げになるかもしれないな。
まとめ:新興市場はしばらく厳しい
チャート的にもここらで一旦相場が終わり、もう一段の下げが来てから反発になるかもしれないな。
特に直近のインフレ対策で、株価との板挟みになっているFRBからどのような金融政策が出てくるか予想できないのがツラい。それにバイデン政権の支持率が下落している局面でもあるので、急に辞任してインフラ投資の期待剥落で株価が下落するかもしれないし。
長期投資で仕込むにはいいですが、スイングには厳しいですな。
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