コンビニ業界の再編と総合商社の競争!知っておきたい両者の関係性

2015年11月10日, 注目銘柄NTTドコモ, イオン, セブンアンドアイホールディングス, ファミリーマート, ユニーグループホールディングス, ローソン, 三井物産, 三菱商事, 伊藤忠商事



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どうも!普段はもっぱらセブンイレブン派の@xi10jun1です。

イオンが提供しているポイントサービスWAON。キャッシュカードとクレジットとWAONが一体になったカードイオンカードセレクト(公式サイト)で使うとお得だそうですが、それが2015年12月からローソンでも支払いやチャージが可能になるそうです。

不思議ですよね。どうしてローソンでWAONが使えるようになるのでしょう?

キーワードは「総合商社」と「筆頭株主」です。

ローソンの「筆頭株主」は「総合商社」の三菱商事

普段ローソンを利用されている方は、ローソンが独立した企業として存在していることくらいしか認識はないかもしれません。

株式も上場していますが、1単元100株購入で90万円(更新時点)近くですね。

高ぇ・・・(;・∀・)

当たり前ですが、株を買ってもポンタポイントは付きませんよ。

ところがローソンは、とある会社が筆頭株主(つまり「一番多くローソンの株式を持っている会社」)の支配下にあるんです。

「筆頭株主」は「総合商社」の三菱商事

現在、ローソンの株式をおよそ31.9%と一番多く保有しているのが、大手総合商社である三菱商事です。

ローソンの歴史-沿革|ローソンによると、同社は元々、現在イオンが吸収合併したダイエーが保有していた会社なんですね。ダイエーの業績悪化に伴い、2001年に三菱商事に売却され、以降同社が筆頭株主となっています。

ちなみに、現在ローソンの主要株主の中には、NTTドコモも含まれています。

先日ニュースになってましたよね。業務提携するって。

ローソンでWAONが使える理由

さて、今回ローソンでWAONが使えるようになると発表されましたが、どうしてそんなことが可能になったのか。

実は、2008年から三菱商事はイオンと資本提携しており、同社はイオンの筆頭株主なんです。

つまり、今回のこの決定も不思議なことではなくて、「やろうと思えばいつでも・・・」だったのかもしれません。それに、WAONの利用者は主婦層がメインですので、ローソンの顧客に主婦層も取り入れるつもりですね。

でも、どうしてこのタイミングだったのか。

おそらく、ファミリーマートと、「サークルK・サンクス」を運営するユニーグループHD(ホールディングス)の経営統合を意識してのことかと思われます。

これにより、「サークルK・サンクス」は消滅し、ファミリーマートとして統合されることになります。

ファミリーマートの「筆頭株主」は「総合商社」の伊藤忠商事

さて、そんなファミリーマートも、実は筆頭株主は大手総合商社なんです。

社名は、伊藤忠商事。

ファミリーマートの株式をおよそ35.8%保有しています。

ファミリーマートというと、ネットオークションのヤフオクでの配送システム「はこBOON」のサービスが使えますよね。その「はこBOON」を運営・管理・企画をしているのが伊藤忠商事なんです。

知ってました?

セブン&アイ・ホールディングスの主要株主には「総合商社」の三井物産

そして、セブンイレブン(こちらは単体で上場していない)を運営するセブン&アイHD(ホールディングス)の主要株主には、「総合商社」の三井物産が名を連ねています。

三井物産はセブン&アイ・ホールディングスの株式を、およそ1.8%保有しています。また同社は、食品やその容器、システムや一元管理の仕組みなどをセブンイレブンに提供しています。

パッと見では分かりませんが、三井物産はセブンイレブンを影でサポートしているんですね。

コンビニ業界と商社のランキング

今回出てきたコンビニ3社と、大手総合商社の業界内の順位(2015年売上高ベース)を比べると、次のようになります。

  1. セブンイレブン(コンビニ業界1位)-三井物産(商社業界5位)
  2. ローソン(コンビニ業界2位)-三菱商事(商社業界3位)
  3. ファミリーマート(コンビニ業界3位)-伊藤忠商事(商社業界4位)

参照元(コンビニ):ファミマ、サークルK・サンクスと統合で合意 コンビニ勢力図は激変(グラフ)

参照元(商社):売上高ランキング:ランキング:マーケット:日本経済新聞

ファミリーマートと「サークルK・サンクス」が統合されることで、ファミリーマートがコンビニ業界2位に浮上するとされています。これにより、仮にローソンとミニストップが統合するとなった場合でも、ローソンは業界3位のままなんですね。

参照元(コンビニ):ファミマ、サークルK・サンクスと統合で合意 コンビニ勢力図は激変(グラフ)

先ほども書きましたが、ローソンでWAONが使えることで主婦層を顧客として取り入れ、売上高アップにつなげるのが三菱商事の狙いといえます。スーパーでもコンビニでもWAONが使えるなら、WAONの利用者も増えますし、コンビニの利用者も増やすことができます。

まさしく、セブンのnanacoのように。

まとめ:コンビニ業界再編から見え隠れする大手商社の競争

コンビニと商社って相性抜群なんですよ。

商社を表す言葉で「ラーメンから航空機まで」というものがあります。これは、商社の取り扱うの商品やサービスが多いことを表した言葉で、まさしくなんでも売ってるコンビニに近しい業態なんですね。

だからこそ、コンビニ業界も商社業界も競争が激しくなるわけですが、こうして見るとコンビニって面白いですよね。

2016年3月追記

ところで冒頭のイオンカードセレクトって、WAONへオートチャージを設定すると0.5%(200円1ポイント)ポイント還元にできるのはご存知でしたか?利用時の0.5%ポイント還元と合わせて、実質還元率1%にすることが可能なんですよ!

さらにイオンカードセレクトと同時に作成したイオン銀行口座なら、普通預金金利が0.12%!現在、マイナス金利導入後のメガバンクの普通預金金利が0.001%なので、単純計算で120倍もの違いがあります!

ローソンでもWAONが使えるのなら、その利便性はこれまでよりも増してきますから、まだお持ちでない方は公式サイトを確認してみてはいかがでしょう?

公式サイト:イオンカードセレクト

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2015年11月10日)に出るものです。現在とは異なる情報が掲載されている可能性がありますので、最新情報については別途お調べください。

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