ポンド円は当面上昇気配か?再度のロックダウンと対中リスクに警戒。
みなさんどうもポンド円。やっと含み益が200pips近くになってきた@xi10jun1です。
最近の為替取引はポンド円の取引が主体になってまして、イギリスの経済状況を良く調べています。
新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大が進んでいるようですが、先々のリスクはどんな感じでしょ?
新型コロナウイルスのデルタ株の拡大は徐々に収束か
7月19日、イギリスのイングランドで新型コロナウイルス関連の規制がほぼ全て撤廃されたことが話題となり、感染拡大リスクとして捉えられています。
ただワクチン接種がこれまで以上に進んでいる状態ですし、感染者数はもちろん死者数も減少している様子。
このままいけば徐々に感染者数が減少して経済も元通りになるはずですが、怖いのが再度のロックダウンです。段階的な規制の撤廃ではなく全ての縛りを解いたわけですから、もしこれで再びロックダウンする事態になればポンドは売られるかもしれません。
金融引き締めも視野
直近3か月のポンド円の値動きですが、デルタ株の話題が出てから下げ調子が続いていました。
ただ先ほどの規制撤廃のことを踏まえると、これからテーパリングや利上げといった金融引き締めの方向も出てくるでしょう。経済の立て直しを急ぐようですし、年末にかけてインフレ率が4%に達する可能性も示唆されていましたので。
参照:英中銀のホールデン氏、英国のインフレは4%に向かう公算大と警戒
もうこのあたりから金融引き締めの要人発言やアクションが取り沙汰されてくるでしょうから、ポンドが一段とまた買われてくるかもしれないな。
まとめ:やはり対中リスクに警戒
ただし、再度のロックダウンや対中リスクが残ります。
特に冬季北京オリンピックのボイコット問題は、現状イギリス政府は介入しない方針のようですが、国内世論の高まりやEUとの関係を踏まえるとひっくり返る可能性も。
金融引き締めの話が出てポンドが買われるか、再度のロックダウンや対中リスクによるリスクオフのポンド売りが先に出るか。当面はそんな睨み合いの相場になりそうだ。
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