反ワクチンな本の販売停止は表現の自由の侵害なのか?問題の要点

その他いろいろ

みなさんどうも表現の自由。そろそろこの『ナントカの自由』に制限の線引きが必要だと思っている@xi10jun1です。

反ワクチンな本がAmazonで出品停止になったとツイッターで盛り上がっているのですが、そこに「表現の自由がー」とか「弾圧がー」って声が出始めています。

確かにそれも分かるんですが・・・。

反ワクチンの本は表現の自由の範疇外

個人的には、反ワクチンな書籍は表現の自由の範疇外だと思っています。

百歩譲って売ってもいいのだとしたら、超常現象やオカルトの場所に陳列するくらいですかね。

welq騒動は表現の自由の範疇だったか?

5年前に起きたwelq騒動。『肩こりは幽霊が原因』なんてトンデモ記事が炎上して、サービス終了に追い込まれた事件がありました。

当時と違うのは、「自由がー」なんて話にはならなかったこと。グーグルも検索結果に「健康アップデート」と呼ばれるアルゴリズムの更新を行い、以降健康に関する情報で変なものは表示されなくなりました。

あれこそどうなの?って話です。

まとめ:ナントカの自由が人命の上に来てはいけない

そもそもの話、反ワクチン本が販売停止になったのを侵害だ弾圧だって言ってたら、誹謗中傷も、脅しも、侮辱も、薬機法違反の広告も自由の名のもとに全部赦されて罪に問えなくなるんですよ。

なぜこれらの行為が罪に問われるか、もとい責任問題になるかというと、表現を以って人の生命と生活を脅かすからです。

反ワクチンなんて最たるもの。接種を受ける受けないは自由だとしても、ワクチンの有効性や科学的・医学的知見は揺るぎのないものである以上、ワクチンの忌避を煽るなどとんでもない話でしょう。

つまり人の生命や生活、財産といったリソースよりも自由が上に来てはいけないってことなんですよ。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2021年6月19日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。