Jackery SolarSaga 100 ソーラーパネルレビュー!停電・災害時の発電や同社製ポータブル電源の充電におすすめ!
みなさんどうもソーラーパネル!初めて家庭用のソーラーパネルを手に入れてウッキウキの@xi10jun1です。
先日Jackeryのポータブル電源700を手に入れたんですが、『どうせなら太陽光発電で充電の電気代タダにしよう!』と思い、同社製のソーラーパネル『Jackery SolarSaga 100』も購入しました!
というわけでさっそくレビューしていきます!
Jackery SolarSaga 100 ソーラーパネル概要
まずはJackery SolarSaga 100 ソーラーパネルの概要です。
名称 | Jackery SolarSaga 100(最上位モデル) |
---|---|
定格出力 | 100Wh |
USB出力端子最大 | 3.3A |
DC出力ポート | 18V/5.55A×8mm |
USB出力ポート | USB-A、USB-C各1つずつ |
サイズ | 収納サイズ:610×535×35mm 展開サイズ:1220×535×5mm |
重量 | 6kg |
値段 | 34,800円(税込み) |
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Jackery ポータブル電源への充電時間は?
Jackeryポータブル電源へは400,700,1000のシリーズ※でソーラーパネルでの充電ができ、Jackery SolarSaga 100の各種充電時間の目安(晴天時の発電量50wで計算)は下記の通りです。
- Jackeryポータブル電源400:約7.5時間
- Jackeryポータブル電源700:約14時間
- Jackeryポータブル電源1,000:約17時間
※Jackeryポータブル電源240(67,200mAh/240Wh)に充電できるのは、Jackery SolarSaga 60(充電時間の目安:約8時間)になります。
なお、実際にソーラーパネルから充電することを考えた場合、季節による日照時間を考慮しなければなりません。
例えば日照時間が最も長い夏至(毎年6月21日前後)で約14時間、逆に最も短い冬至(毎年12月22日前後)で約9時間ですから、仮に晴天でソーラーパネルから満充電するには1日~2日はかかる計算になります。
もちろん、ピッタリ何時間充電というわけにはいかないので、実際はもっと時間がかかることを想定したほうがいいですね。
製品レビュー
というわけで、さっそく製品をレビューしていきましょう。
内容物は
- 本体
- DCケーブル
- 説明書
- 保証書
になっています。
本体の大きさは一人用座布団1枚分くらいで、厚みも5㎝もないくらいなので収納に困りません。なお本体の側面にある袋には説明書や各種必要なコードを収納できます。
端のプラスチックの部分にはソーラーパネルの詳細が記載されていますので、こちらから必要に応じてワット数などを確認できます。説明書を開く必要はないわけですね。
もう片方のプラスチックの部分に、ケーブルの差し込み口があります。こちらはUSB-A、USB-C各1つずつになりますので、スマホの充電にはこちらを用いましょう。
ちなみに発電が始まるとこちら側のランプが緑色に光りますが、発電量までは分かりません。
また光っていても発電量が十分でないと充電ができませんので、太陽光が十分に当たっているか、パネルに影ができていないかなど環境に注意してください。
そしてこちらがDCの充電をするための差し込み口です。こちらはケースのようになっていて、ケーブルを外に出せるよう窪みもあります。
画像の通り特殊な形をしており、付属の専用ケーブルを用いる必要があります。
このように、Jackeryポータブル電源400,700,1000に充電を行えます。
全体を広げると横幅が約120㎝になります。室内なので大きく見えるかもしれませんが、外で広げるとそれほど大きさを感じません。
ちなみに裏側ですが、側面に折りたたまれている立てかける部分をしっかり広げましょう。少しバランスを崩すとバタッと倒れてしまい、パネルの損傷に繋がりかねません。
実際にJackery SolarSaga 100の発電状況を比較して充電
というわけで、実際にポータブル電源への充電をしてみます。充電するのはJackeryポータブル電源700で、主に用いられるであろう状況3つに絞りました。
- 晴天時と曇天(雨天)時の発電量の比較
- 場所や向きによる発電効率の比較
- 屋外と室内の発電効率の比較
晴天時と曇天(雨天)時の発電量の比較
撮影日は2020年6月15日の時間帯は10時ごろで、この日の福島市は晴天でした。
晴天時の発電量は50~58Wh。Jackeryポータブル電源700を電池残量0から約12時間前後で満充電にできる発電量になります。
続いて曇天(雨天)時です。この撮影日は2020年6月19日の時間帯は13時ごろで、この日の福島市は小雨が降っていました。
曇天(雨天)時の発電量は6~14Wh。曇天(雨天)時の発電量は晴天時と比較しても明らかに激減し、Jackeryポータブル電源700を電池残量0から満充電にするのに約50時間前後かかる発電量です。
場所や向きによる発電効率の比較
まずは太陽の方向に向けて発電しますが、こちらは先ほどの画像の通りの発電ですね。
地面にベタっと置いた状態での発電ですが、こちらは傾けるより若干ワット数が増えて59Whの発電ですね。
しかし縦の状態で吊るしておくと、
発電量は著しく低下しました。場合によっては縦にかけておきたいシチュエーションもあるかもしれませんが、発電効率が悪くなるのでできれば避けたいですね。
屋外と室内の発電効率の比較
こちらは一目瞭然で発電できませんでした。やはり太陽光が直で当たらないと発電にはなりません。
ただ盗難を防ぐ意味では、できれば室内か目の届くベランダで発電したいな。
良い点(メリット)レビュー
- 発電効率が23%と高い
- コンパクトで収納や持ち運びに困らない
- 電気代が浮く(ポータブル電源への充電で)
市販されているソーラーパネルの発電効率は、おおよそ10%~20%くらいが限度になっています。メーカー発表とはいえ、3%程上回っているのはなかなか優秀です。
あとはコンパクトになるのがいいですね。部屋の隅に立てかけておけますし、畳んだ時のサイズは座布団と同程度ですし。アウトドアとして持ち運ぶにも邪魔になりません。
そしてなにより電気代が浮かせられます。特にポータブル電源への充電を太陽光で賄えるなら、電気代を浮かすこともできますし。
悪い点(デメリット)レビュー
- 夏場は暑くなる
- 少しの影で発電量が急激にダウン
- 家庭で使うには盗難に注意(ロックできる何かがほしい)
特に夏場の充電は太陽光が長時間当たりますから、外で使う際、パネルの表面がかなり高温になるので注意が必要です。乳幼児やお子さんが誤って触れてしまうことで、低温火傷などの可能性も否定できません。
それから、少しの影が映りこむだけで急激に発電量が落ちます。利用する際は影ができないような場所を探したり、手や足が妨げにならないようにしなければなりません。
そしてこれが最も弱点になりますが、家庭で使うには盗難の危険があること。本体の四隅に穴があるので、例えば自転車に用いるようなダイヤル式のチェーンを使い壁や自動車に括り付けるなどして防犯を施したほうがより安全です。
例えば自転車のチェーンを使い、Jackery SolarSaga 100とポータブル電源の取っ手の部分を軒先の支柱などに括りつけることで、盗難を防止できます。
まとめ:アウトドアや災害時の電力供給にソーラーパネルを1台!
ソーラーパネルというと屋根に付けて終わりのイメージがありますが、こうして普段使いやアウトドア、災害時の非常用発電に使える便利なものもあるんですね。
なにより、東日本大震災のときに味わった『電気がない』という状況の無力感と絶望感をもう二度と味わなくていい。少なくともスマホの充電には困りませんし、ポータブル電源に電気を貯めておけば家電製品が動きますし。
もちろんひっきりなしに災害が起きるわけではないので、普段使いとして電気代を浮かしたり、アウトドア(キャンプ、釣り、子供の運動会、庭の剪定作業、農作業)用の発電機として用いれば経済的!
なお本製品で充電できるJackeryポータブル電源シリーズ※は下記の通りです。
Jackeryポータブル電源400(115,200mAh/400Wh,価格44,800円前後)
Jackeryポータブル電源700(192,000mAh/700Wh,価格79,800円前後)
Jackeryポータブル電源1000(278,400mAh/1002Wh,価格139,800円前後)
※Jackeryポータブル電源240(67,200mAh/240Wh)に充電できるのは、Jackery SolarSaga 60になります。
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