マザーズがやたらに強いマネーゲーム的相場こそ気をつけたい
今日はマザーズがやたら強かったな。
個人の買い意欲というよりマネーゲーム的な部分ですかね。主に上がっていたのはバイオ銘柄ですし。
こういうときは相場の復活と勘違いしやすいので、気をつけねば。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は小幅高。
前日比+96.26円の20,133.73円で取引終了です。
日経平均の暴落からの値動きを見ていると、ジリジリと上昇はしているものの上値の抑えられっぷりが顕著ですね。
もし本当に復活していたら、4月中旬くらいでもう一段の上昇があったはず。でもそこからダラダラと上下を繰り返しているだけですので、いつもう一段下げが起こるか・・・。
しかし下げても日銀がやってくることを踏まると、コロナショック初期段階レベルのドカ売りがないと2番底は来ないな。
マザーズ総合は大幅上昇。
前日比+33.03円の872.56円。
マザーズが上がっているんですが、この経済状況で上がっている不自然さを踏まえるとマネーゲーム的な資金が入ってきているんでしょうね。
儲けられるほど上手い人ならいいですが、大体はここでドカッと売られて損切りが関の山。落ち着いて相場を見極めたいけれど、初心者がたくさん来ているそうなのでね・・・。
本日の運用成績はこちらです。
2番底が来るとしたら
日銀のETF買いもままならないレベルの売りがこれから起こって2番底、というストーリーがあるなら、やはり金融機関の破綻でしょうね。
ここ最近になってもそういったニュースが出てこないですし、コロナの第二波とトランプ大統領の発言にファーウェイへの制裁くらいしかリスク感がありません。
日本経済を考えると、インバウンド消費が落ち込んだことによる打撃はこれから出てくるでしょうし、企業倒産や失業者も増えてくるだろうし。
いかにアメリカの景気を伺ってばかりいるとはいえ、そんな状態で日経平均がのん気に上がり続けるのは幻想なのかなと。
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