日経平均続伸も上値は重い。オリンピック開催の行方も相場を動かすか。
日経平均が上がってますが、上値は相変わらず重いですね。
日本の新型コロナウイルスの影響が長引きそうな雰囲気に加え、オリンピック開催の行方次第では売り買いが決まりそうになっています。
あとはバイデン政権がハネムーン期間とされる発足100日に近付いているとのことで、そのあたりも警戒か。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続伸。
前日比+105.60円の29,126.23円で取引終了です。
オリンピック開催の行方も気になるところですが、今週はバイデン大統領の議会演説にFOMCと材料が目白押し。
アメリカの株価の行方次第では方向感が出るかもしれませんが、キャピタルゲイン増税をはじめとする格差社会対策の話題が出たばかりですし、ここで決定打のような発言が出ると一気に売られる可能性が。
日銀もETF買いのルールを変えましたし、ここが正念場になりそうだ。
マザーズ総合は反発。
前日比+8.29円の1,220.52円。
マザーズも反発気味ですが、ここから先の上昇は難しいでしょうね。
アメリカの景気が回復してくれば長期国債利回りが上昇して金利も上がり、それは同時に日本でも起こります。すると借り入れなどの資金調達コストや返済利回りの増加に伴う業績への影響から、新興銘柄にとっては株安の流れになるからです。
元々3桁円の買い場を望んでいますので、ここらで1回強烈な下げが来てほしいな。
本日の運用成績はこちらです。
オリンピック開催強行で売り、中止で買いか
どうもオリンピック開催の行方も市場に絡んできている様子。
ちなみに僕は
開催強行なら売り:ウイルス拡散懸念、五輪材料出尽くし、景気回復遅れリスク
開催中止なら買い:ウイルス拡散阻止、その間にワクチン接種拡大で景気回復期待
と見ていて、現状は開催が濃厚なので売り優勢ですね。
それにアメリカでは既に冬季北京オリンピックのボイコット法案が審議され始めているので、対中リスクもあわせて見ておかないといけませんし。
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