非被災者が被災地へ適切に支援するための心構えと手順について
どうも!東日本大震災被災者だった@xi10jun1です。
熊本と大分の地震。犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。
未だに余震が収まる気配がありませんが、支援をしたいという声がツイッターなどで見受けられます。震災の経験を持つものとして、その支援を適切に行うための3つの順序をお話します。
1.支援する相手を推し量ること(必要とされるものは何か)
支援をしようという気持ちはとてもありがたいのですが、5年前、その心遣いが仇となっていたことがいくつか見受けられました。
被災の状況がすべて分かり切っていないのに、次から次へと支援・ボランティアの情報が押し寄せることで、逆に被災地に迷惑をかけてしまったのですね。本当に必要なモノ(物資・ボランティア)が届かなかったり、届いたモノが必要のないものだったり。
なので、まずは被災地に足りないもの、必要としているものは何なのかをしっかり見極めましょう。
これらはテレビやツイッターなどでも情報が手に入るので、まずは情報を精査します。
2.自分のできることを知る
そのうえで、自分にできることはなんなのかを棚卸ししましょう。
物があるのか、お金があるのか、体があるのか、技術的な支援が可能か、などなど。
これらが今必要なのか、あるいは後々必要になってくるのか、これも考慮しなければなりません。
3.できることだけする(1と2を照らし合わせた最適解)
最後に、その中からできることだけをしましょう。
確かにボランティアは誰でもできるのですが、ボランティアの内容次第では難易度と呼べばいいのか、手に負えない事象も存在します。仮設住宅での草むしりと、瓦礫の撤去作業では作業のレベルが違いますよね。
この記事を書いている段階では、まだ瓦礫の撤去作業にすら至っていません。そのため、現在はボランティア活動も厳しいといえます。
そうなると、今我々にできるのは「寄付」しかないわけです。
まとめ:支援する側も落ち着いて行動しよう
5年前、被災者だった教訓を非被災者として生かすとすれば、この3つの流れを意識することだと思う。
- 支援する相手を推し量り
- 自分のできることを知り
- できることだけする
何かしなくちゃと焦る気持ちは分かりますが、支援する側も落ち着いて事態を見極めましょう。
まずは寄付が一番早いですので、YAHOO!ネット基金を利用してみてはいかがでしょう?
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