クラウドバンクの行政処分に見るソーシャルレンディングサービスのリスク

2015年7月24日クラウドバンク



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どうも!夏はTシャツで十分な@xi10jun1です。

先月26日、クラウドバンクに行政処分の勧告がなされると公式発表があり、今月3日、行政処分を受けたようです。

一体なぜこのような事態に陥ったのか?

クラウドバンクの行政処分の理由は?

どうしてクラウドバンクは行政処分を受けることになったのでしょう?

Q1、今回の業務停止の理由は?

今回の行政処分の対象となった事項は下記の二点です。

  • 分別管理を適切に行っていない状況
  • 顧客に対し必要な情報を適切に通知していないと認められる状況

引用元:処分に関するQ&A | Crowd Bank[クラウドバンク]

つまり、適切な資金管理ができなかった上に、正確な情報を顧客に対して通知していなかったということですね。

クラウドファンディング市場がまだ成熟しきっていない状況の中とはいえ、大切な顧客のお金を扱っているのですから、信用を失ってしまっては意味がありません。

クラウドバンクで運用したときの不可解な動き

今回の行政処分に関係があるかどうかは不明ですが、僕がクラウドバンクで運用していたときも、案件の運用でよく分からない動きがありました。

クラウドバンクの投資の流れ

まず、クラウドバンクの投資の流れから確認します。

例によってざっくり流れを書くと、

  1. 投資家からお金を集める
  2. そのお金を使って、企業に貸し付ける
  3. 貸し付けの返済時、貸し付け額+手数料(儲け)をもらう
  4. 手数料から投資家へ分配金を出す

となります。

運用中のよく分からない動き

ところが、実際に運用が始まると、貸付案件が急に増えたり終了したりして、不安定な運用だったのです。

次の画像を見てください。

クラウドバンク運用損益計算表1回目画像

これは、初めて分配金を受け取ったときの金額を、エクセルで表にしたものです。

このうち、第1号貸付案件が48,950,000円となっています。

これが、

クラウドバンク貸付変更画像

引用元:クラウドバンク管理画面より

第4回目の分配金になった途端、急に第1号貸付案件の金額が48,950,000円から8,040,000円の案件に変わっていたんです。

参照:クラウドバンクから4回目の分配金は微増!回収済みの貸付案件?

しかも、僕が投資していたのは、

  • 「クラウドファンディングではじめる1万円投資」 出版記念キャンペーン ファンド(中小企業支援型ローンファンド 60号)
  • 募集期間:2014年10月27日〜2014年11月10日
  • 運用期間:2014年11月14日 〜 2015年05月31日

です。

貸付日が2014年8月8日ということは、運用期間外の貸付案件が運用に利用されていたということですよね。

どうしていきなりこのような案件が紛れ込んだのか。

そして現在確認したところ、この案件の記述がこのようになっていました。

クラウドバンク業務停止画像1

引用元:クラウドバンク管理画面より

えー!戻ってるし!

これじゃあ結局、どういう案件だったのかあとで確認することもできないですねぇ・・・。

ブログ記事を書いて記録していて良かったです。

詳しくはクラウドバンクのカテゴリー、または下記のクラウドバンクの運用成績の記事から読んでみてください。

まとめ:ソーシャルレンディングサービスには運用している会社がリスクになりうる!

ここまで見てみると、確かに顧客に対して正確な情報を提供しているとは言えないですよね。

ただ今回のクラウドバンクは、システムの不備や顧客に対して適切な情報を提供できていなかったから処分が下されただけです。何か虚偽の記載があったとか、預り金を別のことに利用していたとか、そういうことではないようです。

とはいえ、こうしたトラブルから運用がストップしてしまうことも考えられるので、やはり投資にはリスクが付き物ですね。まして、ソーシャルレンディングサービスは新しい市場ですから、まだまだクラウドバンクと同様のトラブルが起きる可能性は高いと思われます。

これからソーシャルレンディングサービスで投資される際は、こういうリスクもありうるということを理解してから投資しましょう!

2015年12月1日追記:

最終的な分配金の結果はこのようになりました。

クラウドバンク最終結果画像

引用元:クラウドバンク管理画面より

この記事を書いたあと、行政処分によって一時業務を停止していたのですが、その間に分配金が入金されてきたんです。

その結果、運用利回りは7.7%という結果になりました。

クラウドバンクは業務を再開しましたが、行政処分による業務の停止が今後も起きる可能性があります。運用の際は、そのリスクもあることをご確認ください。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2015年7月24日)に出るものです。現在とは異なる情報が掲載されている可能性がありますので、最新情報については別途お調べください。

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