米金利の利下げを市場は甘く見ている可能性
みなさんどうも米金利。市場はまた間違いを犯してると思う@xi10jun1です。
先日のFOMCで米金利の利下げがアナウンスされましたが、ソフトランディングと目される25bpではなく50bpの利下げでした。
こういう利下げの場合は景気悪化のサインとされるんですが、株価は変に上がってしまいました・・・。
材料通過からの安心感
まぁ最大の要因はこれですよ。
FOMCや日銀の金融政策決定会合など、ここ最近は大型のイベントになると直後に予想とは逆に動くパターンが目立ちます。
とにかく事前に動きすぎで、織り込みすぎ。
過度に未来を想定して上下するので、イベントの通過で安心感から買いが出てしまうんです。
今回の米金利の利下げも、8月中旬には米景気の不安感から利下げに踏み切る可能性が高まると株安になっていましたからね。
実際こうして利下げがアナウンスされると、『あー大きなイベントが終わった!』などと安心して買われてしまう。
これにより、本来そのイベントがもたらす影響を薄めてしまっているんです。この利下げだって、歴史を鑑みればデッカイ株安が後日に控えてきましたからね。
今起こり得る最大のリスクは何か?
じゃあ株安になるとして、実際に何が起こってそうなるのかって話ですよね。
今懸念があるのは中国経済、米経済、中東情勢、ウクライナ情勢(ロシアによる核使用)の4つです。
このなかで意外と大きな爆弾になりそうなのが中東情勢でしょうか。先日のポケベル爆弾が大きなトピックになっているうえに、この記事を書いている段階でイスラエル軍がレバノンの首都ベイルートを空爆したとのニュースが出ています。
日に日に争いがエスカレートしているところがあるので、要警戒でしょう。
まとめ:最も警戒すべきは大統領選
直近で警戒したほうがいいのが米大統領選でしょうね。
トランプ氏になるかハリス氏になるか。トランプ氏に至っては2度の暗殺未遂事件もあるので、何が起きても不思議ではない。
どちらが大統領になっても、日本への影響は結構大きいのでね。
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
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