中国のデフレが日本よりも深刻になる可能性が高い理由
みなさんどうもチャイナリスク。中国経済のデフレは日本よりも深刻になると思う@xi10jun1です。
あまりニュースになりませんが、中国経済のデフレはもう加速度がついている状態だと思っています。
そして日本のデフレよりも深刻な状態になるかもしれません。
デフレの原因が政権そのものにある
不動産バブルの崩壊だけが注目されていますが、そもそも中国は国に都合が悪ければどんな業界も潰してしまうわけで、独裁は根本的に経済活動と相性が悪いわけです。
それこそIT業界だって証券取引だってすぐ国の規制が入るわけで、自分で自分の国の経済を潰してるんですからデフレになるのも当然です。
そういう国の制度にしてしまったんですよ。『メンツのためなら死んでもいい』を地で行くんですから。
じゃあここから経済を立て直して復活しましょうという話になっても、何で?ってなるわけです。既存産業は規制強化でボロボロ、新興産業も国に都合が悪ければ潰され、通常の商売では生活もままならないからみんな公務員になってしまう。
実際、中国の中央銀行である中国人民銀行は金融緩和をしているものの、目立った効果は表れていない様子。消費マインドもそうですが、そもそも自由な経済活動を許さない国では『事業を興して成功しよう』『新たに投融資して盛り上げよう』という気持ちも出てきません。
そして最も問題なのが外資の撤退です。
中国のルールに従わないと経済活動ができない上、恣意的に外国人をスパイ容疑で拘束することができる国で一体誰が商売をしたいと思うでしょうか。年々、中国人の人的コストも上がっているわけですし、より自由で人件費が安くて労働力が確保できる国に外資が移動していくことは明白。雇用も生まれませんから失業率も高くなるだけです。
しかしそれが分かっていても、中国に都合が悪いことは許せないし、国としてのメンツが大事。これでは見限られて当然です。
そういう独善的なルールが変わらないと、再び中国でビジネスをしようとする外資は出てこないでしょう。下手な話、民主化したらすぐにデフレから脱却できるかもしれませんが、まぁ無理でしょう。
まとめ:中国国内で反乱が起きれば話は別
中国といえば、ゼロコロナ政策の反発から政権を批判する騒動が起きたことが記憶に新しいですが、今度は不況からそういった動きが出て来ると話は変わってくるでしょう。
常々思っていますが、そもそも13億人の経済活動が起こせる国なので中国は民主化したほうがもっと発展するんですよ。
まぁ現状は無理でしょうけど・・・。
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