中国経済が再びリスクとショックの引き金になる可能性

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みなさんどうも中国経済。ブラックスワンを警戒する@xi10jun1です。

市場は今、アメリカの金利や日銀のYCC修正の話題で持ち切りになっていますが、その裏でヤバそうなのが中国経済。

ここ最近はニュースになっていませんが、数字的には陰りが出ている様子。

中国経済がデフレ突入の可能性

いわゆるゼロコロナ政策を続けてきた中国ですが、それに伴って経済が悪化したり、国内から不満の声が出たりしたことで一挙に解除に向かったことは記憶に新しいです。

しかしそれ以降、経済に関するニュースが乏しい。取り沙汰されてはいるんですが、アメリカの金利、ウクライナ情勢、日銀のYCC修正の話題に比べると市場の注目度は低めのようです。

だからこそ、表沙汰になったときにデカいショックになるんですけどね。

例えば直近なら、2023年7月17日に発表された中国の4~6月のGDPの成長率は前期比で+0.8%です。同年1~3月は+2.2%でしたので、伸び率が鈍化していることが伺えます。

それに訪日外国人観光客の話題も、かつてなら『中国人の爆買い!』などとニュースになっていましたが、今はそうした様相も大きく取り沙汰されていません。

そして中国の不動産不況を象徴する企業だった同業大手の『中国恒大集団』ですが、負債総額が47兆円にもなったことがニュースになっていました。純損失も数兆円単位ということで、未だ不動産市況は悪化していると見て取れます。

大きく扱われないというリスク

こうしたニュースが大きく報じられていないのが正直信じられないんです。

それこそ2015年8月のチャイナショックの際は、これでもかと中国経済について様々な話題が出ていました。

株価の下落という数字的にセンセーショナルな状況だったとはいえ、当時と今では景気に対する状況が異なります。

ましてコロナ後の不況がこれほどまでにリスクとして取り沙汰されていないあたり、市場の蔑ろっぷりに危機感を覚えます。アメリカの金利にばかりかまけ過ぎです。

まとめ:中国経済に要警戒

おそらく今年か来年にかけて、中国経済の減速がリスクとして取り沙汰されるでしょう。

とりわけ中国依存度の高い企業の業績悪化が懸念されますので、要警戒ですよ。

それにしてもこの市場の無視っぷりはどうしたもんか・・・。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2023年7月23日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

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