日経平均の大幅上昇に見る世界から見た日本株の状況
みなさんどうも日経平均。ここのところの続伸に違和感を覚える@xi10jun1です。
日経平均が3万円をあっという間に超えてきましたが、日本そのものの経済が評価されているわけではなく、単に海外の状況が悪いので比較的安定している国に資金を逃がしているだけ。
このパターンは日経平均がアベノミクス下で2万円を突破した頃と似ています。
国の経済が評価されて上がってほしい
昨日の日経平均ですが、3万円を突破して既に31,000円を目前にしている状態です。
これほどに強い上昇、まるで金融緩和を行ったかのような強さですが、実態はというと値がさ株が買われただけ。新興市場は全然盛り上がってないですし、日経平均採用銘柄にしたってそれほど多くの株が上がっているわけでもないのです。
債務上限問題に揺れるアメリカ、インフレとロシアへの制裁で経済が厳しい状況の欧州、台湾有事に絡む米国との関係悪化や不動産市況の軟調が噂される中国など、世界の主要な市場はそのほとんどが大きなリスクにさらされています。
かといって新興国の株式もリスクが高い。
そこで日本です。
国内では物価高が叫ばれていますが、欧米に比べれば悲惨な状況ではありません。金利も低く、国債は安定、治安も良く、飢餓も戦争も起きていない。それでいて世界屈指の経済大国。
冷静に考えれば、これほど安定した市場もないわけです。
そんな状態の国が残されていることに世界の投資家がやっと気が付いて、今日本株が上がっている状況です。
ただやはり、日本の経済がもっと評価されて上がってほしいですね。
現在の状況はただ単に資産を逃がす先としての価値しかないわけで、もっと日本という国の経済や先行きで評価されて株高を起こしてほしいものです。
まとめ:日本人が爆買いできるように
今、訪日外国人客の爆買いが話題ですが、そもそも日本人が爆買いできなきゃダメなんですよ。
海外の人でにぎわっています、じゃなくてもっと日本人が日本国内でたくさん買い物して物価が上がる状況にならないと。
そのための努力を政府にはしてほしいんですがね。
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