『何年後に死ぬ』みたいな言説を見たら大抵デマと思ってヨシ
みなさんどうも陰謀論。この手の言説にはもうファイナルアンサーを出している@xi10jun1です。
原発しかりコロナ禍のワクチン接種然り、いわゆる『何年語に死ぬ』と言って大衆の不安を煽る言説があります。
しかし対象が何であれ、その文言を言い出した時点でデマと確定していいでしょう。
『何年後に死ぬ』とかいう幼稚な発想の正体
原発にしてもコロナ禍にしても、ここ10年で関連するデマの存在とそれを流布する輩の正体が浮かび上がって来ています。
そうしたデマに共通するのは、それを発信する側があまりに非科学的且つ幼稚であるという点です。
例えば半数致死量。主に毒物に用いられる指標で、統計学的にまず間違いなく半分の生き物(対象生物)が死ぬ科学物質の量のことです。最近はあまり使われないようですけどね。
で、昨今のコロナ禍ならワクチン接種で数多くのデマが流されました。無論、『ワクチンを打ったら1年後に死ぬ』なんて言説も見受けられ、フェイクニュースよろしく画像も出回っていました。
仮にそうやって人が死ぬとしましょう。では一体どんな化学反応が起きて、半数致死量がどれくらいで、どういうメカニズムで結果としてそうなるのかが示されなければならないわけですが、デマを流布している人からそんな話は一切出てこないんですよ。
どんな結果にも必ず原因や過程があるんですが、彼らはその開示ができないんです。死というセンセーショナルな結果を以ってワクチンの危険性を煽ることで、自らの思想を強化したり、商売をしたりしたいだけ。
商売は単に金儲けでしょうけど、そもそもなぜそんな思想に至るのか。
俗にこうした発言を繰り返すのは陰謀論者ですが、彼らにとって思想すなわち陰謀とは、宝くじを当てるより簡単且つコスト0で手に入る勝ち組の世界線そのもの。
勉強、スポーツ、芸術、経済、人間関係、あらゆる面で『自分が劣っている』と劣等感に苛まれる。そんな現在の自分の存在位置である負け組の世界線から解脱させてくれる『真実を知る者』という人生初の優位性を感じている人、それが陰謀論者の正体です。
つまり『何年後に死ぬ』というのは、「他人が知らないこと=価値がある=知ってる私はすごい」という優位性を言語化した結果となります。
そりゃあ彼らの説得が難しいわけです。医者や専門家といった『自分のいた負け組の世界線で自身を負けさせてきた勝ち組連中』が、己がようやく手にした優位性を引っぺがしてこようとしてくるんですから。誰しも手に入れた資産をむざむざ手放したりしませんからね。
まとめ:しかし現実は残酷に
しかし虚構の優位性たる陰謀論者に、現実は等しく降りかかるもの。
反ワクチンの落語家がコロナに罹ってそのまま亡くなってしまったように、陰謀論というものは、のめり込んだ深さの分だけ『本当の意味で目覚めたとき』の痛みが比例して増大します。
これからも似たような事象が出てくるでしょうけど、少なくとも『何年後に死ぬ』みたいな言説を見たら大抵デマだと思っていいですね。
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