日銀新総裁植田氏で日経平均はどうなる?
みなさんどうも日経平均。サプライズ人事だが不安がある@xi10jun1です。
次の日銀総裁について、市場の予想だった雨宮副総裁ではなく元審議委員である植田氏が起用されました。
サプライズよろしく市場は急変動していましたが、果たしてこの人事はどうなることやら?
ハト派と目される植田氏だが
サプライズ人事ということで一瞬だけ急変動した為替と先物市場ですが、今は落ち着いている様子。市場は雨宮副総裁を想定していただけに、植田氏に関する情報を集めるのに時間がかかったのでしょう。
実は両者ともハト派と目されていますし、植田氏の発言として「金融緩和の継続が必要」との見通しも出ています。また以前はGPIFの運用委員会も勤めていらっしゃった方ですし、金融のスペシャリストとしての実績や経歴は申し分ありません。
問題は就任後の金融政策です。
過去の著作や発言を掘り起こしている人が多数いますが、どうもハト派とはいえ現総裁の黒田氏ほどではないとの見方が出ています。
次期総裁のニュースが出たコメントとして緩和継続を謳ってはいるものの、それがどの程度の期間まで続くかは不透明・・・。
日経平均への影響はどうか?
日銀新総裁となる植田氏の日経平均への影響ですが、黒田総裁ほどハト派ではないとなると、要所要所で金融政策の出口への言及から株価が下げる可能性があるかなと。
現時点では緩和路線を継続する見方が出ているものの、日銀として金融政策の転換も取り沙汰されている様相ですし、昨年12月の金融政策の変更にしても同様の措置に言及する可能性は高まっているはず。
まして足元では住宅ローン金利が上昇する話が出ていますし、日本の金利も上昇する可能性が高まるとなると、今年の日経平均の見通しはちょっと下方修正かな・・・。
まとめ:日銀の出口に注目
アベノミクス下で買い込んだETFの出口や利上げなど、課題山積の金融にどのような答えを出すか。
これまでの緩和路線を継続するのか、それとも引き締めか。
植田新総裁の手腕に注目ですな。
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