フリーランスは政府から補償を受けてはいけない論はほどほどに。

2020年3月15日ブログ,ライフハック

みなさんどうもフリーランス!間もなくフリーランス6年目になりそうな@xi10jun1です。

新型コロナウイルスの影響による売上減に対して、フリーランスにも補償がなされようとしています。

それに『フリーランスは自己責任でなったのに補償を受けようなんておかしい』という声が出ていて、気持ちは分かるんですが、ほどほどにしておいて欲しいなと・・・。

国民の命と財産を守るのが政府の仕事

政府は国民の命と財産を守らなければなりません。

立場上そういう存在ですから、例えフリーランスだったとしても、今回の新型コロナウイルスのケースでは補償があっても良いと思っています。

もちろん単にフリーとしての売り上げが悪いからと、政府に補償を求めるのはお角違いです。

けれど、あまりここでフリーランスを自己責任だと責め立てても意味がありません。覚悟はフリーランス自身の問題であって、社会問題ではないからです。

そもそもフリーランスだって、年がら年中『補償しろ』と騒ぐわけでもありませんからね。今回のは特例中の特例ですし、僕のようなウイルスに関係のないジャンルには何も補償はありませんから。

自己責任論が強すぎると人権問題が起こる

で、今回の件に限らず、フリーランスが大変だと言うと必ず『自己責任ガー』という人が湧いてきます。

『社会的な保障が薄い代わりに、自分の裁量で自由に働いたりお金を稼いだりできる。そんな人が、都合のいいときだけ補償を求めるな。』というのは仰る通りですが、先鋭化のあまり人権問題に発展しないか危惧しています。

例えばフリーランスであることを理由に不利な契約を迫られる、とか。取引先が『フリーランスは自己責任なんでしょ?』と自己責任を盾に取り合ってもらえなかったら?

不況時の非正規雇用のように、フリーランスが『自己責任の名のもとに不当に扱っても良い免罪符のような存在』になってしまったら?

まとめ:フリーランスと自己責任の話はほどほどに

そもそも責任の債権者はフリーランス本人にしかないわけですし、『自己責任ガー』の人にはなんら関係がありません。

そのうち『フリーランスは自己責任論で叩いていい』なんて雰囲気になったら、『自己責任ガー』の人は責任取ってくれるんですか?って話です。

あくまでも職業形態の1つに過ぎないフリーランスに、一体なぜそこまで自己責任を執拗に問うてくるのか。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2020年3月15日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。