日経平均続伸も不安定な相場。野村HDの20億ドルの損失はどう出るか?
日経平均は続伸ですが、野村HDが多額の損失を計上するとの報道で急変しましたね。
アメリカの子会社での損失のようですが、同国内の巨額のブロック取引に伴う株価の下落が要因とのこと。
野村HDだけではなく国内外の証券会社に波及しているのでは?との観測から売られた日経平均、この先どうなるか?
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続伸。
前日比+207.82円の29,384.52円で取引終了です。
先週のアメリカの株高から一時は29,578円まで伸びた日経平均ですが、野村HDの損失の件が出て下げに転じ、後場は急落する場面もありました。
どうもリーマンショックが起きる1年前にも同様の事例(アメリカの大手投資銀行であったベアー・スターンズ)が発生していたことがあり、国内外の証券会社での損失発生を想起した大口が急に売りに出たのでは?とする見向きも。
実際、野村HDと同様の損失と思しき理由で、クレディスイスが40億ドル(日本円で4,400億円)の損失になっている情報もあり、続報が待たれる展開になっています。
マザーズ総合は反落。
前日比-21.39円の1,177.19円。
マザーズは反発してこなかったな。
元々株高になっているわけですし、下げを待つあるいは想定している投資家も多いでしょうし。
ただ個人的にはありがたい下げ。リスクオフムード継続で、目標である3桁円まで急降下してほしい。
本日の運用成績はこちらです。
金融相場で下げるか?
それにしても今回の下げ方は、久々に相場らしかったかな。反応が早かった。
つまりそれだけ相場は既に下げの準備万端ということ。次のリスクオフの材料に敏感になっている一方、経済の状態が決定打に欠けるので下げるに下げないんですよね。
ただ株高はいつまでも続きませんし、決定打という意味では中国やミャンマー絡みの情勢が不安定なのでどうなるか。
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