日本はデマに対して放置国家すぎる
みなさんどうもティッシュペーパー!花粉症対策に不安を覚えてきた@xi10jun1です。
新型コロナウイルスに乗じたデマの拡散による2次災害、正直がっかりとしか言えません。
日本はデマに対して放置国家すぎる。
東日本大震災のときにデマを厳罰化していればよかったのに
未だに『福島は放射線がー』だの『東京には住めなくなるー』だの、東日本大震災のデマを信じこんでいる人がツイッターはいます。情報のプロであるはずのマスコミの記者ですら、同様のデマを信じ込み正確な情報が発信できないのです。
正直、震災から9年も経つのにこういう輩が消えないのは、デマというものに対して、日本という国は放置国家になっているんです。
熊本地震のライオンデマ
そうすると思い出されるのが、熊本地震で起きたライオンが逃げ出したデマ。
あのときはデマの本人が逮捕されましたが、理由が『熊本市内の動植物園の業務を妨害した偽計業務妨害』の疑いでのものでした。
しかし、冷静に考えて、緊急時の嘘そのものに対する罰則がないのはおかしくありませんか?
緊急時のデマは救急車の走行妨害と同じでは?
例えば、救急車の走行を妨害するとこうなります。
万が一、緊急自動車の進路妨害をしてしまったら、道路交通法の『第40条 緊急自動車の優先』、『第41条の2 消防用車両の優先』、『第75条の6 本線車道に入る場合等における他の自動車との関係』により、「緊急車妨害等違反」および「本線車道緊急車妨害違反」となります。
引用元:救急車など、緊急自動車の進路を妨害したらどんな罰則になる?(CarMe) | 自動車情報サイト【新車・中古車】 – carview!
ここで言う緊急自動車は救急車だけじゃなく、消防車や警察車両もです。
つまり『急を要する事態に向かうプロの仕事人の邪魔をする、一個人や社会に損失を与える行為は違反』というわけです。
同じ理屈がデマにも当てはまりませんか?
平時のデマも良くはありませんが、日常的な情報判断能力である程度は見極められます。
しかし
- 災害時や今回のようなウイルス騒ぎの場合
- 対策を講ずるプロの仕事人たちの作業に対し
- 素人が情報発信の名のもとにデマを流すことは彼らの邪魔つまり妨害にあたる
とは思えませんか?
ある意味抑止力としても、災害時限定でも構わないので、悪質なデマというものに対して直接罪に問えるような罰則規定を設けるべきではないでしょうか?
そしてそれは、一般人だけではなく、マスコミやジャーナリストも含めなければなりません。
マスコミやジャーナリストは取材という行為をするために一般人では入れない領域に入り、それを公表することができる特殊な仕事です。政治的な偏りや事実でないことを発信してはいけないはずなのに、彼らの一部には、平然とデマを言ってのける人々がいる。それを報道の自由の一部に含んで良いのでしょうか?
まとめ:自由を守っていたら人命や人権が守れませんでしたでは困る
- 表現の自由
- 報道の自由
- 言論の自由
は十分に分かったので、
- 表現の責任
- 報道の責任
- 言論の責任
を、然るべく問える世の中になってほしいなと考えています。
自由を守っていたら人命や人権が守れませんでしたでは困るんですから。
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
スポンサーリンク
当ブログのスポンサー