「投資家は儲かっている」という思い込みは「正社員なら安定」と同じ意味だなと
喫茶店で隣に座ったお客さんと話をすることがあって、自己紹介がてら「株やってます(;^ω^)」って話すと、必ず言われるお決まりの言葉があります。
「アベノミクスで儲かってるでしょ?でしょでしょ?」
もう説明するのも面倒になるくらいアレなのでアレですが、じゃあこちらからも質問させてください。
「正社員なんだから安定してるでしょ?」
投資家はみな儲かっているという思い込みの何故
テレビ、特にNHKなんかで株のニュースをやっていると、証券会社の店頭にある株価のボードの前で、頭の禿げたおじさんが出てくるわけです。ニヤニヤしながら、株で儲かった、アベノミクス万歳とインタビューに答えます。
だいたいこういう儲かった人を映す時は、生活が苦しい人々を放送する前に「世の中にはこんな(よく分からない方法でお金を動かして金儲けしている)人もいるんですよ」っていうメッセージを伝えるために用います。なぜって、比較対象にするためですよ。「儲かっている人がいる一方で、町の人々は・・・。」って。
だから投資家はみんな儲かっているって錯覚するわけです。どんなに僕が「儲かっている人ばかりじゃない」と言っても、テレビの影響力には敵わない。
まぁ、儲かっていないのは自己責任ですが。
正社員なら安定しているでしょ?
逆にこっちが正社員の人に「正社員なんだから安定してるでしょ?」って聞いたら、こう切り返すはずです。
「いやぁ、給料安くて(上がらなくて)」
「残業がきつくて」
「ストレスが多くて」
「休めなくて」
「有給取れなくて」
「上司がきつくて」
「お局が怖くて」
「正社員なら安定している」という言葉の嘘。安定には精神的、金銭的、能力(実力)的な意味があって、そのすべてが安定している人ってほとんどいないはずです。だから「ワープア」、「うつ病」、「過労死」がでるんでしょう?
投資家も正社員も不安定
お金って基準で考えれば、投資家だろうと正社員だろうと、安定していないという点では同じかなと。
投資家は日々の株価は安定することはありませんし、正社員だってクビになったり給料が減らされたり、ストレスからうつ病を発症したりするのですから。
そもそも安定って実力のことだから、投資家だろうと正社員だろうと関係は無さそうな気がします。
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