選挙に行かない若者が思い知るべき2つのこと
どうも!20代を代表して謝罪したい@xi10jun1です。
夏に参議院選挙を控えているわけですが、先の選挙で20代の投票率が32.58%と極めて低かったことがまた話題になり始めています。
あのな。ちょっと聞けよ。
「保育園落ちた日本死ね」ブログの意味
「保育園落ちた日本死ね」
あのブログがニュースや国会で取り上げられるとは思いもよりませんでしたが、実際問題として保育園に子供を預けることができないひとがいるわけです。
これに関しては様々に意見がありますが、僕は少し違う見方をしています。
30代の投票率も酷い
あのブログの作者は30代女性とされています。
ここで前回行われた衆院選の投票率を見てみましょう。
画像下の表、右側です。
30代の投票率は42.09%となっています。
まぁ、半分にも満たないわけですよ。
一方で60代の投票率は68.28%。
これは20代の投票率32.58%の2倍以上、30代の1.5倍以上の投票率です。
普段から「老害だ」「キレる老人だ」と騒ぐ割に、ろくに半分も選挙に行かないイマドキの若者もひどいもんです。
選挙に行かないと起こりえる2つのこと
先の保育園の話ではありませんが、選挙に行かないと痛い目に遭うことは事実です。
信じられない?
だったら、こんな話はどうでしょう?
1.携帯電話に税金をかけられるかも
前こんな記事書いたんだよ。
https://ytrsdijun.com/archives/7106
記事にも書いてあるけど、携帯電話に税金がかけられるかもしれないって、別にアニメや漫画の世界の話じゃないからね。既に自民党内では、「携帯電話に課税しようぜ~!」「あ、それいいじゃん!」という話も議論されているわけだ。
さて、選挙に行かない20代の67.42%の皆さんは、黙って見過ごせるんですかね?選挙権放棄したのなら、「携帯電話税」が導入されたとしても文句言えないんだけど。
別に携帯電話だけじゃないよ。インターネット税とかペット税とか、まだ税金のかかっていないものはたくさんあるんだから。僕が議員なら、確実にマンガやアニメに税金かけるね。
2.就職難で就職・転職先が見つからないかも?
今は民進党となっているが、かつて民主党が政権を担っている間、景気は回復しただろうか?
結果だけ見れば、自民党政権になってから改善したものも多い。株価は民主党政権下で8000円台だったのが一時2万円まで上がったし、大企業ではベア(賃金アップ)が3年続いたところもあるし、求人倍率は上がり、最低賃金も上がった。
民主党政権がひどすぎた故の反発かもしれないが、あのまま民主党政権だったらこうはならなかっただろう。
まとめ:たかが選挙されど選挙。子供に禍根を残すべからず
今若者には厳しい時代になっている。
保育園不足はもちろん、消費税は8%にまで上昇、奨学金の返済で破産しかかっている人もいれば、不況下での就活を余儀なくされて新卒で就職できなかった人もいる。今もってアルバイトの人だっているし、ブラック企業に勤めた結果病気になったり、死んでしまったりした者もいる。
こういうのを「自己責任」だと声高らかに言う大人が多いんだけど、それは違うよ。
若者は文化を作ることはできるけど、社会を作る力はない。社会を作る力があるのは、選挙権をもつ全ての大人なんだ。
今若者が苦しいのは、間違いなく選挙権を持っている全ての大人の責任だ。民主党政権がひどかったのは事実だが、それ以前に投票した国民に任命責任がある。まして選挙に行かない大人など、「若者に申し訳ない」なんてツユとも思っていないのだからどうしようもない。
たかが選挙、されど選挙だ。
自分が大人だと思うなら、選挙には行くんだ。
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