グロース株の軟調ムードは来年もしばらく続く可能性が高い理由
みなさんどうもグロース株。今年も酷い相場で疲れた@xi10jun1です。
グロース株、今年も酷かったですね。結局700円すら回復しないまま2024年が終わるのか。
そもそも今の新興市場にまともな株が少ないんですよ。
金利の問題で上がらないグロース株
とにかくグロース株への回帰の流れが全然起きません。
かつての金融緩和のときのような、資金が大量に流れてくる相場ではなくなってしまったのが痛いです。
特にアメリカで金利が高止まりの状態で、グロース株への投融資が期待できませんからね。
さらに日本も日銀が今年7月に利上げをアナウンスし、以降『次はいつか?』が金融政策決定会合の度に話題になって新興市場を脅かしているんですから、これで上がるほうがおかしいですよ。
既に金融引き締めになってから数年経ちますが、この状況が改善されない限りグロース株への回帰はなさそうです。
グロース株そのものも弱く特にIPOが酷い
こう言っては何ですが、IPOも質が悪い銘柄が増えました。
上場ゴールなんて言葉の通り、上場してそこで終わってしまう銘柄が目立ちます。
グロースなんですから成長産業やこれからに期待ができる会社が上場すべきなのに、人口が減り続けるであろう国内市場だけをターゲットにした老人ホーム運営やら需要の狭い企業のIPOが乱立している印象を受けます。
正直、老人ホームの運営で成長が期待できますか?って話で、そもそも上場しなくていいんじゃない?と思うような企業が多過ぎです。
何か革新的な技術があって、そのために必要だから上場するのはアリです。でも上場という看板がほしくてIPOしてるような企業があって、これではグロースの意味が無い・・・。
AIセクターだって、注目されているのはいいんですが、分母が増えてきた印象です。資金が分散してしまうし、他社に食われて下げっぱなしのパターンもちらほら・・・。
まとめ:グロース株は少し選定が必要
金利も含め、IPOの質も見直しが必要だと思います。
上場して1回も初値を上回らない、もとい成長しない企業がIPOしないようにしてほしいんですが、なかなか見極めは難しいですね。
新興市場は来年も厳しいだろうな・・・。
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