相場に再び蔓延する楽観ムードと米大統領選に備える
みなさんどうも日経平均。相場が再び楽観ムードになりつつあることに危機感を覚える@xi10jun1です。
歴史的な下落を引き起こした8月の相場が終わりましたが、2番底はなく元通りになった形です。
金融システムが壊れたわけではなく日銀の利上げが引き金になった下げとはいえ、また楽観ムードが蔓延しているような気がしてなりません。
最近の相場はすぐ楽観視する
コロナ禍以降特に顕著なんですが、市場はすぐに楽観視する悪い癖がついてしまいました。
情報化社会で常に新しいニュースが舞い込んでくるのはいいんですが、そこから先々を見据えすぎた行動をしているんです。
米金利の利下げもなんかが特にそう。昨年のジャクソンホール前に異様に株高になったことがありましたが、過剰なまでの利下げ期待がそうさせたのです。
結局パウエル氏の強めのけん制発言が出て期待剥落の売りが出ましたが、ああいう例がFOMCなどのイベントごとに発生していて、とても健全と呼べる状態ではありません。
市場とはそういう性質のものなのかもしれませんが、あまりに稚拙というか『自分の儲けたい理想に現実がさっさと追い付け!』と言わんばかりの様相で、よくない癖が付いてしまったなと。
だから日銀の利上げであれだけ下げるんですよ。アメリカに比べたら微々たる利上げですが、それで歴史的な下げを引き起こすんですから。想定外に全然備えておらず、相場としての脆弱さを露呈しただけ。
そして喉元過ぎれば何とやらで再び39,000円台戻っている。もうこのあと市場をけん引していた円安のバフは無いんですけど・・・。
まとめ:再び手痛いしっぺ返しを食らう可能性
今年後半の残るビッグイベントと言えば米大統領選です。
現状はハリス氏が優勢ですが、前評判とは裏腹にトランプ氏が前回の選挙で当選したように、何が起こるか分かりません。
その時にまた波乱がありそうなので、市場の楽観ムードに安易にのらないようにしたい。
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