日銀では円安を止めることができない理由
みなさんどうも円相場。円安はどうにもできないと思う@xi10jun1です。
1ドル158円というとてつもない円安になってまして、かつての1円2円で動いていた時代が懐かしいほどに急落しています。
この影響が出るのは少し先ですが、日銀はこれをどうにもできないでしょうねぇ。
日銀の介入は一時的
結局アメリカの金利が高いからこの円安になっているわけです。
円を売ってドルを買って持っていたほうが金利で儲かりますし、まして利下げの機運も原油高で怪しい状況になっていますから余計円安の圧力が高まるでしょう。
なので根本的な解決方法は日本も金利を上げることです。
しかし中央銀行の性質として、国内景気を慎重に見つつ政策を決め、且つ市場の安定化に努めなければならないため、緩和的な政策を続ける現状は利上げなんて到底できません。
国内の物価も上昇傾向ではあるものの、本来あるべき『自然な賃金上昇と伴った物価高』ではなく『ただただ円安の暴力で上げられてるだけの物価』なので日銀としても望ましくない状況なわけです。
仮に日銀が為替介入をしたところで、根本である日米の金利差が埋まらない限りは一時的な影響しか及ぼさないので打つ手がないというのが実情。
まとめ:日銀ではどうしようもない
この円安を止めるにはアメリカが予定通り利下げを行うか、日本が金利を上げるかしかありません。
しかし国内金利を上げてしまえば、まさに不景気に逆戻りです。まして日本の消費者物価指数や実質賃金などの状況を見ても、アメリカほどの景気回復とまでは言い切れない状況ですのでね。
どうしようもない・・・。
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