日経平均一時33年ぶりの高値更新もその後は売り圧力に押される展開
日経平均がバブル後の最高値を更新したものの、買いは続かなかった様子。
原因は円高と目されており、この値動きからすると米金利が利下げになった場合の株価の動向もなんとなく察しがつきます。
一方で今日は新興市場がやや強かったですね。
今日の日経平均と東証グロース市場250指数の市況
日経平均は反落。
前日比-197.17円の33,388.03円で取引終了です。
一時は33年ぶりの高値ということでニュースが大きく報じられたんですが、その後は失速。
為替が円高に振れだしたことで、輸出関連株が売られた模様。おそらく利下げを見越したドル売り円買いが入り込んでいるのでしょう。
まだFOMCには時間がありますし年末の相場ももう少し先ですが、既に準備をしている大口がいるのか。
東証グロース市場250指数は小幅高。
前日比+16.15円の710.52円で取引終了です。
新興市場が上がったのは、米金利の高止まりが解消に向かう可能性と、日経平均の軟調から資金が流れてきたパターンでしょうね。
グロース株への見直しで上がっていけばいいですが、日銀の金融政策決定会合もあるので日本の金利の動向も今後は加味されるはず。
米金利が下がっても、日本の金利が上がってしまうパターンも想定しておかないと。
本日の運用成績はこちらです。
米金利が下がれば円高株安?
冷静に考えれば、今のこの株高は輸出関連株の為替差益も一因になります。
米金利が下がるということはドル売り円買いになるわけで、為替差益がなくなる懸念からこれまで買われていた株が売られる展開もあるでしょう。
まだ様子見が必要ですが、今日の値動きを見ているとそんな気がしますね。
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