日銀の利上げを勝手に妄想して動く市場の間違いは続くか。

今日の運用成績

みなさんどうも為替市場。FX再開までまだ時間がかかりそうな@xi10jun1です。

先月に日銀が『長期金利の上限を0.25%から0.5%に引き上げる』とした発表について、市場は実質利上げとその向きがあると判断して金融政策の変更を期待するようなポジションを取ってたようですが、先日の金融政策決定会合で裏切られた形となりました。

こういう『勝手に妄想してポジションを取ったものの、後日の発表で期待剥落して価格が動くパターン』が最近本当に多いです。

市場の間違いが増えてきた

昨年のジャクソンホールから特に顕著なんですが、ここ最近の市場は要人・要所の発表から先取りをしようとするあまり、本質を見失っているところがあります。

何が一番迷惑って、都合のいいように解釈してポジションを取るので市場がいちいち引っ張られてしまう点。そして後日、裏切られて期待剥落、想定外とばかりに急変動を引き起こしているのです。

なんというか、ここ最近の大口の市場参加者は稚拙なんですよ。

発表内容を精査してないというか、実体経済や中央銀行の立場およびアナウンスの意味を無視し過ぎているところがあります。まるで落ちるナイフを掴む個人投資家のような、迂闊な考えで動いている状態です。

こうした市場の間違いに、個人投資家が振り回されている。

ここ半年の相場を見てきてそう思いますし、2023年になってもまだ続く可能性が高いです。

まとめ:市場の間違いに振り回されない技術を身に着ける

なのでこうした同じ間違いを繰り返す市場に対して、同じように謝った投資をする必要はないですし、なんなら利用してやるのが吉。

ポジションにしてもそうですが、日米問わず金利の動向を注視しつつ実体経済への観察を怠らない。これだけでも市場の間違いにつられて大損することはだいぶ減らせます。

僕に関して言えば、ポジションを取らないようにしています。下手なんですから、キャッシュポジを多めに。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2023年1月21日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。