民間のPCR検査に行列ができてしまうのは『陰性だった』という結果が欲しいから
みなさんどうもPCR。地元でもクラスターが発生し始めてきて引きこもりが加速している@xi10jun1です。
民間のPCR検査の施設に行列ができているという話を聞いてめまいがする昨今。
なぜ間違っているのに、ああいったところに行列ができてしまうのか?
『陰性だった』という結果によって得られる社会的ベネフィットがほしいから
見出しでもう結論なんですが、PCR検査で陰性だからOKと考えている人が一定数存在しているせいですね。
まず根本的な話として、『今ここで陰性だと分かっても翌日に感染する可能性があるから民間のPCR検査を受けても意味がなく、ただ検査料をドブに捨てるだけ。』というのが正解です。
ではなぜ一定数存在してしまっているのか。
それは『陰性だった』という結果によって得られる社会的ベネフィットが欲しいからです。
つまり『陰性だったから○○してもOK』の○○がしたいがために、民間のPCR検査を受けてしまう。勤務、旅行、会食、イベント。意味がないのに、お金をドブに捨てるだけなのに、目先の間違った安心のお墨付きを得たいがためにPCR検査を受けてしまう。
もう、『一体今までどうやって生きてきたの?』レベルでお話になりません。もし自分が採用担当だったら、民間のPCR検査を受けて安心しているような本質の分かってない人は落とします。
人間の性
とはいえ、これが人間の性というもの。
新型コロナウイルスみたいな目に見えないけど存在するものに対して、政府や専門家の医学的知見はどれもこれも一般人からしたら分かりにくい上に効果が実感できないんです。
一方で民間のPCR検査。陰性だったという結果が目に見えて分かるわけです。
つまり、マスクに消毒に3密回避といった対処法の効果そのものは目に見えて分からない(実感がない)ので正しいのに不安になり、民間のPCRだとかインチキ商法みたいなものでも『分かる(実感がある)』ので間違っているのに安心してしまう。
エラーが無いからとサーバーの保守管理部門の人員や賃金を削減しちゃって後でトラブったときに大損害を被るIT企業と一緒で、認識できないまたは理解できないことは、無いものとして考えてしまう人間の悪い癖が、あの行列の根本的な原因というわけです。
まとめ:本質を見抜けない人から損をする世界
これからもこういう民間の『目に見えて実感できる誤ったコロナ対策』的な商売や商品が増えてくるでしょうね。
本質を見抜けない人から損をする世界。
アフターコロナってこういうことなんじゃないですかね?
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