ワードプレスをPWA設定!アプリっぽい操作性は面白いがテーマやプラグインはこれから。

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ワードプレスをPWA設定!アプリっぽい操作性は面白いがテーマやプラグインはこれから。サムネ画像

皆さんどうもPWA!これを利用したサイト案を思いついた@xi10jun1です。

サイトをスマホアプリのように操作できるPWAという仕組みがあるんですが、実験的に当ブログを対応させてみました。

AMPも含め、これからグーグルが推していく施策だそうなので、面倒ですがやってみました。

ワードプレスのPWAについて

PWAはProgressive Web Appsの略で、簡単に言えばサイトをスマホアプリみたいにして閲覧できる仕組みのことです。

細かい仕様とか設計云々は省きますが、百聞は一見にしかず、ツイッターに投稿したこちらの動画をご覧ください。

※アドセンスはオンラインだと表示されます。

ご覧の通り、スマホのホーム画面にサイトやブログを、言わば"アプリみたいに落として"表示・操作できるわけです。

大手のサイトだと、日経電子版がすでにPWAに対応しています。早いなぁ!

サイトをPWAとしてスマホのホーム画面に落とす方法

PWAとしてサイトをスマホのホーム画面に落とす方法は2つ。

1つはサイト下から出てくる通知。こちらは僕のブログでは何故か出てこなかったので、2つ目のブラウザメニューから追加する方法でやってみます。

ワードプレスブログをPWA(progressive web apps)設定ブラウザから追加画像

ブラウザでサイトにアクセスし、右上のメニューから「ホーム画面に追加」をタップします。

ワードプレスブログをPWA(progressive web apps)設定アプリ名画像

すると名前を決める画面になるので、アプリとして表示させたい名前に変更します。

ワードプレスブログをPWA(progressive web apps)設定アプリホーム画面画像

するとこのような形でアプリっぽいアイコンが出てきます。これで追加完了です。

さっそく開いてみましょう。

ワードプレスブログをPWA(progressive web apps)設定アプリ立ち上げ直後画像

するとこのように、アプリっぽいトップ画面が表示されます。

ワードプレスブログをPWA(progressive web apps)設定完了画像

そしてこのような表示が出てきたら成功です。

デザインも操作性もブラウザとほぼ同じになっていますが、スマホの起動アプリの1つとして数えられます。

ちなみにPWA対応でないサイトも、同じ方法でホーム画面にアイコンとして追加はできるんです。ただアイコンをタップすると、ブラウザが開いてしまいます。

ワードプレステーマ「ルクセリタス」でのPWAの設定方法

僕のブログのテーマはルクセリタスなんですが、最新版のバージョンでは標準でPWAが入っているありがたい仕様になっております。凄すぎて開発者さんに足向けて寝らんねぇっす。

https://thk.kanzae.net/wp/

ルクセリタスでのPWAの設定方法は簡単。

ワードプレスブログをPWA(progressive web apps)設定ルクセリタス画像1

画面左のLuxeritas→カスタマイズ→PWAのタブを開き、「PWA ( Progressive Web Apps ) 有効化」の部分にチェックを言れて保存するだけです。ただPWAの条件の1つ、SSL化は絶対必要なのでやっておきましょう。

ワードプレスブログをPWA(progressive web apps)設定ルクセリタス画像1

細かい設定や保存時の名称とかは、こちらですることが可能です。

PWAのメリット

Qiitaにメリットがまとめてありました。

  1. ページの読み込みや表示が速い
  2. オフラインでも動く
    • 画面遷移をともなう操作もオフライン時に可能
  3. プッシュ通知の受信が可能
  4. インストール不要
  5. ストアの審査なくアップデートが可能
  6. GPSを使った現在地取得と利用が可能
  7. ネイティブアプリのようなUIを実現できる
    • ブラウザデフォルトのUI(上部のメニューバー)を非表示にするなどのカスタマイズが可能
    • 「ホームに追加」ボタンを表示でき、ホームに追加されたページはインストールされたアプリのように扱える
    • ホーム画面のアイコンが設定できる
    • 起動時のスプラッシュ画面が設定できる

引用元:いまさら聞けないPWAとAMP – Qiita

そう、確かに早いんですよ。サクサク動く。

それにサイトをアプリとして利用しているだけなので、アプリを作る必要がなく審査も必要ありません。それでいてアプリのような使い心地を実現できるんですから、なかなか面白いですなぁ。

PWAのデメリット

一方でデメリットもあります。

まず認知度。

そもそも『Webサイトを落としてアプリとして使う』というやり方が浸透していないこと。これじゃPWA設定したって意味がなくなってしまいます。

それからサイトのジャンル。

PWAにしてアプリとしてでも使いたいサイトって、一体何でしょうか?例えば地域ブログなどの固定のファン・ユーザーが付いているブログや、コンテンツ設計がしっかりしているサイトなら喜ばれるかもしれません。

そしてワードプレスのテーマ及びプラグインの対応。

AMP同様、対応してくれるテーマやプラグインの設定が不可欠になります。プラグインだと現時点では日本語対応していない「PWA」というのが出ているようです。

https://wordpress.org/plugins/pwa/#description

他にもSSL対応じゃないとダメとか、いろいろな制約(マニフェストが必要)がある点ですね。

ただ少なくともSSLはこれからのサイトにはマストな施策なので、デメリットというより"さっさとやれ(特に官公庁のサイト)!"的なアレですけど。

まとめ:AMPもPWAもグーグルが推しているのがやっかい

『AMPだけじゃなくて、今度はPWAかよ・・・。』とお思いかもしれませんが、それがグーグルですから諦めるしかありません。

何もグーグルは意地悪でやっているわけではなく、『ユーザーのことを考えた施策』なわけですし。

この辺はまだまだ成功事例がありませんので、今のうちやっておけばブルーオーシャンで活躍できるかもしれません。さっそくPWAにできそうなジャンルで、サイト作ってみようかな。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2018年7月28日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。