問題:10万円のパソコンと10万円の株式、高いのはどっち? #EdgeRankBloggers

お金

どうも!そろそろSurface pro 4が欲しくなってきた@xi10jun1です。

家電量販店に行ったらPCのコーナーを見るんですが、Surface pro 4のお値段を見て頭を抱えています。お高い・・・。店員さんに「見てるだけですよオーラ」を発しながら眺める技を持っている僕ですが、それよりも気づいたことがあります。

今回は、ブロガー達のメルマガ「Edge Rank」の5月の共通テーマ「高い」について書いていきます。

1000円のうなぎは高い?

絵にするとこういう感じです。

「ふく たろうさん(@fuku__taro)」は、投資界隈で画伯と呼ばれている専業トレーダーの方です。独特の絵のタッチが癖になりますよね!平日はほぼ確実にこうした絵を投稿なさっています。

あとお気づきかと思いますが、僕のアイコンとブログのヘッダーは、「ふく たろう」さんから許可をいただいて使っています。そんな「ふく たろう」さんの絵なんですが、ラインスタンプとして販売もされていますので、下記記事で他の作品と合わせてご覧ください。

https://ytrsdijun.com/archives/5266

さて、この絵にはかなり重要なことが書かれています。

1,000円のうなぎに悩むトレーダー。

でもその何百倍ものお金を取引していて、それを溶かすか増やすかの日々を送っている。株式は1,000円どころじゃないお値段のはず。

でも、目の前の1,000円には悩む。

トレーダーなら誰しも経験があるんですが、株を始めるとモノの価値観がずいぶんと変わるのです。

10万円のパソコンと10万円の株式はどちらが高いか

この問題、数字で見てみましょう。

まず10万円のパソコン。本来の仕訳とは少し違いますが、今回は便宜的に固定資産としてみます。

パソコンの耐用年数は4年なので、定額法または定率法によって4年かけて経費にしていきます。つまりこのパソコンは、手続き上、10万円以上の価値にはならないということになります。

一方10万円の株式。

こちらは毎日価値が変わります。株価が下落することもあれば、10万円以上の値に上昇することもあります。

さて、これを整理するとこうなります。

  • 10万円のパソコン:価値が減り続ける
  • 10万円の株式:毎日価値が上下する

どちらが高いですか?

答え:どちらも高くてどちらも安い

株をやっていない人からすると、おそらく10万円のパソコンより株式の方が高いと思われるのではないでしょうか?

なぜ?

「リスクがあるから」。

でも株をやっている人からすると、10万円の株式よりパソコンの方が高いと思ってしまう。

なぜ?

「価値(価格)が上がらないから」。

理由は人ぞれぞれですから一概には言えませんが、およそこのような感じですかね。

でもこうして見てみると、本当はどっちも高くて安いんですよ。4年で価値がなくなる10万円のパソコンも、リスクのある10万円の株式も、結果的に今手元にある10万円を失って得るモノですから。

ではどうして同じ10万円なのに、価値に高低差が生まれるのか。

モノの価値は客観的な値段じゃなくて主観で決まるが・・・

さっき株をやっていない人と株をやっている人と書きましたが、まさしくそれが原因です。

つまり株をやっていない人は、こう思ったはず。

  • 株にリスクがある=株は10万円以下の価値しかない
  • パソコンは使える=パソコンは10万円以上の価値がある

逆に株をやっている人は、こう思ったはず。

  • パソコンを買ったら10万円がなくなる=パソコンは10万円以下の価値しかない
  • 株を買ったら上がるかもしれない=株は10万円以上の価値がある

このように、価値は主観で決まるところがあります。

でもこれって正しい感覚なのかな?って最近思うんです。株の感覚でパソコンの価値を計って、逆にパソコンの感覚で株の価値を計って。

例えば、保育士の給料は労働の割に安いとされています。それは保育士の価値が、一般的な労働に比べて価値が低いと思われているからではないでしょうか?「子供と遊んでいるだけでしょ?」って、本来の重労働が見えないというか。そうでないならば、なぜ国家資格なのに給料があの水準なのでしょう?

まとめ:価値の感性を磨くべし

先日、赤字が話題だったツイッターについてアンケートを取りました。

ごらんの通り、ツイッターをもし月額課金で利用するなら、およそ数百円が妥当と思われている、ということになります。無料のSNSのはずが、いつの間にか月額数百円払ってでも使いたいツールとされているのが今のツイッターなのです。

このように、本来無料のものでも数百円の価値を持つことがあるし、逆のものも存在します。特に株価は「価値がある」と思われて「上がり」、価値がないと思われて「下がり」ますし。

だから普段の買い物やあるいは何らかの商売をするときって、こういう価値の感性・感覚みたいなものがあるといいのではないでしょうか?

それに、イラストレーターの仕事が安く買いたたかれるみたいな話が最近ツイッターで話題でしたが、現代人はもっとモノの本当の価値を認めて、適正な金額を考えて売買すべきではないでしょうか?なんでもかんでも安くはダメだって。

僕はツイッターに関しては、一部を月額課金制にしてもいいと思いますけどね。

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2016年5月7日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

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