外務員資格は金融業界を目指す学生や投資を勉強したい方にオススメ!
どうも!二種外務員資格保持者の@xi10jun1です。
就活時代に取得したこの資格は、当時銀行業界を目指していたので取得していたんです。
これ、金融業界を目指す学生さんや、投資の勉強にうってつけの資格なので紹介しますね。
外務員資格とは?
外務員資格は、日本証券業協会の協会員となっている金融商品取引業者(証券会社や銀行)等に所属し、顧客に対して金融商品等を勧誘する等の金融商品取引業務を行うための資格で、この資格を持っている人を外務員と呼びます。
金融機関で働いている人なら、ほぼすべての人が持っている資格ですね。
僕が取得しているのは二種外務員資格です。
二種外務員資格はこのようになっています。
外務員の職務の一部(公社債・投資信託の取引(注)、株式の現物取引等)を行うことができる者のこと。
(注)店頭デリバティブ取引に類する複雑な仕組債・複雑な投資信託、レバレッジ投資信託、株式の信用取引、新株予約権証券、有価証券関連デリバティブ取引等に係る外務員の職務は行えない。
引用元:二種外務員|日本証券業協会
一種外務員資格はこのようになっています。
外務員の職務のすべて(公社債・投資信託の取引、株式の現物・信用取引、有価証券関連デリバティブ取引等)を行うことができる者のこと。
引用元:一種外務員|日本証券業協会
ただし、僕は資格を持っていますが、それだけでは外務員とは名乗れません。金融商品取引業者に就職し、名前などを金融庁に登録することが金融商品取引法により義務付けられています。
元々銀行志望だった僕は、業界研究のときにこの資格の存在を知って、就活の役に立てばと思い取得したんです。
外務員資格の概要
試験概要は公式サイトを参考にしていただければと思います。
ここからは留意点だけ書いておきますね。
難易度(合格率)はどれくらい?
難易度は大学生レベルですね。
二種の合格率は60%、一種の合格率は40%程度です。
といっても金融機関に所属すると取らされる資格なので、その分合格率が高くなるんだ思います。一般の人が受験するとしたら、内容を考えるとおそらく合格率はもっと低くなります。
試験自体はパソコンを使った選択式のシステムなので、そこは難しくないです。ただ法律の文言が穴埋め式で出てくるので、覚えなければならない言葉は多いですね。
あと計算問題も少しあります。
簿記(財務諸表、損益計算書など)、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、ROE(自己資本利益率)、EV/EBITDA倍率、配当率、配当性向など、株式にかかる計算問題が網羅的に出題されます。
受験資格は?
年齢制限など、特に目立ったものはありません。
ただし一度不合格になると、受験日から30日経過まで再受験できないので、なるべくなら1発で取りたいですね。
就職に有利?
当然ながら、資格取得したから就職に有利というわけではありません。
ですが金融機関への就職を望む方なら、網羅的に金融の基礎が学べるこの資格は、取っておいて損はないと思います。どのみち取らされますからね。
まとめ:外務員資格は金融業界を目指す学生やこれから株を始めたい人にオススメ!
「金融の勉強って何したらいいか分からない!」
金勘定なら簿記がありますが、金融そのものを学ぼうと思ったら何をしていいか分からないんですよね。その点では、外務員試験はうってつけです!
あとは投資の勉強かな。
「株を勉強したい」という人は結構多いんですが、「外務員資格」を勉強される方は少数ではないでしょうか?マニアックとはいえ、金融機関に所属する人が取る資格ですから、間違いはないですよ。
なお金融の法律は変化が早いので、かならず最新のテキストと問題集を揃えて使ってください。
二種外務員資格の勉強テキスト・問題集
・テキスト
・問題集
一種外務員資格の勉強テキスト・問題集
・テキスト
・問題集
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
スポンサーリンク
当ブログのスポンサー