アフィリエイト詐欺が過去最悪のペースに!騙されないために知っておきたい3つ「型」
どうも!アフィリエイト歴はまぁまぁの@xi10jun1です。
まだまだ減っていないようですね、アフィリエイトの関連詐欺。
前にも似たような記事を書きましたが、再度書いていきます。
アフィリエイト詐欺が過去最悪のペース
国民生活センターが2015年12月28日に更新したアフィリエイトに関する相談件数、過去最悪ペースの804件にまで増加しています。 https://t.co/3agpBOCbqO
— 日本アフィリエイト協議会 (@japan_affiliate) 2016, 1月 6
こちらは、アフィリエイト協議会という任意団体のツイートです。アフィリエイト業界の発展、推進、啓蒙、注意喚起なんかを行っているのですが、今日は注意喚起のようですね。
ツイートのリンク先では、国民生活センターに寄せられたアフィリエイト・ドロップシッピングに関する相談事例が紹介されています。
過去最悪のペース
年度 2010 2011 2012 2013 2014 2015 相談件数 1,530 823 871 888 1,179 804(前年同期587) 相談件数は2015年11月30日現在(2015年度から経由相談の件数を除いています)
※2009年11月4日の公表資料に基づき、アフィリエイト・ドロップシッピングに関する相談の内、内職に関係のある件数を集計しています。
引用元:アフィリエイト・ドロップシッピング内職(各種相談の件数や傾向)_国民生活センター
2015年11月30日現在で、すでに昨年度の相談件数に匹敵しているということですね。2015年度の数字から見るに、昨年度の1.5倍のペースで相談が寄せられていることになります。
一体どんな相談がされているのでしょう?
事例
例えば下記のようなもの。
返金保証付きのアフィリエイト商材を買った。広告通りに儲からないので、返金を求めているが業者と連絡が取れない。どうしたらよいか。
起業を検討中で情報商材の販売業者に勧誘されたがクレジットカード決済を急がせるので不審だ。契約しない方がよいだろうか。
パソコンに、「アフィリエイト広告で儲けることができる」と記載されたメールが届いた。情報商材を購入する契約を約30万円でしたが解約したい。
この手の詐欺は、次のように分類することができます。
- 広告型:アフィリエイト・ドロップシッピングで儲かると謳った広告で被害に遭う
- 商材型:サイトやブログで目にした(役に立たない)商材を買って被害に遭う
- 人物型:アフィリエイターにコンサルすると言われ、多額の料金を請求される
1つずつ見ていきます。
広告型のアフィリエイト詐欺
広告型のアフィリエイト詐欺は、例えばこのような文言でPRされていることがあります。
「中卒でも稼げた!月20万円の収入が得られるブルーオーシャンビジネスを無料で教えます!登録はこちら!」
まず、「中卒でも稼げた」という文言で、低学歴にロックオン。
次に、「月20万円の収入が得られるブルーオーシャンビジネス」という、キャッチーで且つ具体的な数字を盛り込んで粉飾。
最後に、「無料で教えます!」でワーイ!
広告型はより対象者を限定して訴えてきます。
たとえ99人に無視されても、1人引っかかれば御の字ってことです。
商材型のアフィリエイト詐欺
商材型のアフィリエイト詐欺は、もともとアフィリエイトに興味がある人が対象です。こちらはアフィリエイトの初心者など、情報弱者をカモにしています。
「月50万円稼げる方法をまとめたレポート!今なら5万円!」
「ネットビジネスのマインドが学べる!」
なぁんて書いてあるくせに、中身がスカスカピー。
ネットに転がってる情報をまとめただけ。
先ほどの事例にもあったように、「返金保証付きのアフィリエイト商材」であるにも関わらず、返金がされない、連絡が取れないなどのトラブルに見舞われるようです。
人物型のアフィリエイト詐欺
こちらは、コンサルティングと称して実際にアフィリエイトの手法を教え、高額な料金を請求するもの。そのくせ成果が出ないと、「あなたが努力していないからだ」などとつっぱねて返金に応じないのです。
広告型、商材型のゴール地点がこの人物型になります。
まとめ:もっとアフィリエイト詐欺の注意喚起が広まらないとダメだ!
法規制についての議論も出始めているため、日本アフィリエイト協議会としても問題解決に向け、教育や啓もう活動、悪質事業者情報の共有など、対策を強化してまいります。
— 日本アフィリエイト協議会 (@japan_affiliate) 2016, 1月 6
アフィリエイトを利用しているのはアフィリエイターやブロガー、法人など様々ですが、こうした注意喚起がもっと広まらないとダメです。
https://ytrsdijun.com/archives/5729
これは僕のブログ記事が詐欺まがいの勧誘を防いだ事例です。
僕の記事がなければ、彼は騙されてしまったかもしれません。
自分には関係ないなどと、見て見ぬフリをしてはいけません。積極的に情報共有して、詐欺の被害が少しでも減らせるようにしましょう!
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