変な投資を勧誘されたら詐欺やトラブルに遭う前に絶対断れ!例え親でも友人でも!
どうも!変な投資詐欺には注意している@xi10jun1です。
日経平均が2万円になんなんとする今日、景気の先行きを見越した投資の話があちこちに出てきます。春先のカップルのようにウザいったらありゃしないんですが、例年、関連する詐欺事件が後を絶たないわけです。
今回はそんな投資に関連した詐欺、あるいはトラブルに遭わないように、僕なりのノウハウを紹介します。
こんな投資詐欺・トラブルに注意1:「元本保証」とか「安心」とかいう単語が飛び出したら絶対危険
投資に関連する話で確実に出てくるのが、「元本保証」、「安心」などという言葉。
ニュースでも出てくるじゃないですか。
「元本保証だと言われて金を渡したが、返ってこなかった」なんて。
日本人はどうも「元本保証」「安心」という言葉・イメージに弱いようで、絶対お金を失いたくないんでしょうね。僕から言わせてもらえば、日本人は「一億総金に汚い潔癖症」です。
そもそも投資には、絶対儲かるものはありません。
絶対あるのは危険、つまりリスクだけです。
過去を紐解けば、様々な投資詐欺事件があります。
未公開株の投資詐欺
有名なのは、未公開株の投資詐欺。
IPOで新規上場すれば高値で売れるとして購入させるが、実際には上場どころか会社が潰れて株が紙くずになるなんてことも。新技術が開発されたとか、特許を持っているとか、あの手この手の情報で投資家を欺きます。
これはどうして騙されるかというと、確かにIPO(新規公開)された株式は、公募価格(株式公開前に証券会社から投資家に公募で販売された株式の価格)より高くなる傾向があるからです。
基本的に、証券会社経由でなければ未公開株を手にする機会はほとんどないでしょうし、電話・手紙・メール、そして、友人知人からそのような話が出たら確実に詐欺・トラブルのタネなので、絶対断りましょう。
出資(オーナー)詐欺
これは有名な話だと安愚楽牧場ですね。
安愚楽牧場は、「繁殖用の牛に出資、つまりオーナーになれば、その牛が産んだ子を売却することで得られる売り上げからリターンが得られる」として投資家から出資を募り、結局は自転車操業の経営で破たんした事業者です。
正確には、和牛預託商法なんて呼ばれています。
仕組みは全く違いますが、今で言えば、「ふるさと納税で牛肉がもらえる」くらいの感覚だったのでしょうか。和牛にお金を投資すれば、多額のリターンが得られるとした情報があちこちに溢れていたようです。
実際、相当のリターンを得られた人もいたようですが、それは結局、投資家から集めたお金をそのまま配当として回していたので、本当の意味でのリターンではありませんでした。
こんな投資詐欺・トラブルに注意2:「大企業が絡んでいるから安心」とかいう投資の話
これは僕が実際に知人から話を受けました。
知人と言っても、それなりのお年の方なんですけどね。
以前から、「投資やってます」と会話をするのですが、たまに怪しい話を持ってくるんです。
「大企業が出資している事業のファンドなんだけどね、結構大きいところ(会社)が事業を始めるから信頼はできそうなのよ。やってみなぁい?」
もう全然ダメ。
騙す目的だったとしても、ズサンすぎます。
まず、ファンドだというのに目論見書も無い。
その大企業がどこかも分からない。
そして何より自分がやっていない。
挙句、これで騙そうと思ってないのが、さらに性質(タチ)の悪いところなんですが・・・。
虎の威を借りる狐のような話は確実にアウト
大企業が、社長さんが、有名人が、政府が、国が、県が、市町村が。
こうした「権威性、信頼性の高い何か」+「投資」に、ろくなのはありません。信頼度の高い何かと組み合わせることで、「安心ですよアピール」しているにすぎませんから。
投資に安心はありません。
まとめ:受動的な投資は確実に損とトラブルのタネ。投資は誘われてやるもんじゃない!
投資は基本、自分から思い立ってやらないとダメなんです。
自分で調べて、自分で投じて、自分で決めて。
誰かから誘われた美味しい話に乗る受動的な投資は、損失や詐欺といったトラブルに遭いやすいです。ありていな言葉ですが、美味しい話には必ず裏があります。
他人から怪しい投資を誘われたら、例え親や友人でもキッパリ断りましょう!
それから、主に株式投資を始めるときって、ダイヤモンド社の初心者向けの本とか、バフェットやピーターリンチの本とかを読む人が多いですよね。でも、投資にはこういう世界もあるよって勉強できる本も読んでおくべきかなと思いますので、どストレートな一冊をここに紹介して終わりにします。
追記:先日、この記事をきっかけにこのようなことがありました。
https://ytrsdijun.com/archives/5729
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現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
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