アメリカの自動車業界でサブプライムローンが復活したのを知っているか!今こそリーマンショック知るべき!

2015年6月27日ブログ,ライフハック

どうも!体重が60㎏の安定期になった@xi10jun1です。

日経平均も2万円で落ち着いてきたのかな?というところですね。

それで昨日、録画していたこの番組を見ていました。

リーマンショックを覚えていますか?

NHKドキュメンタリー – アナザーストーリーズ 運命の分岐点「リーマンショック“欲望”が招いた破綻」

NHKBSプレミアムの番組「アナザーストーリー」で、リーマンショックがテーマになっていました。

※2015年7月1日午前0時15分に再放送されるそうです。

2008年9月15日、アメリカの投資会社リーマンブラザーズが経営破たんしたことはご存知のはず。

このリーマンショックが無ければ、僕は理系の道に進んでいたかもしれません。当時の僕は、フィボナッチ数列にドハマりしていた理系の高校生でした。文転(理系が文系になること)して経営学部への進学を決めたが懐かしいものです(;^ω^)

リーマンショックの引き金「サブプライムローン」と破綻までの流れ

大学に入ったときに、ちょうどモデルケースとして授業で取り上げられていたことがありました。

はい、全然覚えてないですゲスはい・・・。

というわけで、軽くおさらいしておきましょう。

サブプライムローンとは

低所得者や信用の低い人に向けた、購入する住宅そのものを担保とした住宅ローンのこと。

sub(下位)prime(優良≒信用)ですね。

貧しい人にも融資する=信用度が低いことから、利率が高く設定されていました。

2000年代前半、当時大統領だったジョージ・ブッシュ氏が、貧しい人(黒人やヒスパニック)にも住宅をと、融資基準を緩和しました。その後、アメリカでは住宅価格が上昇し活況となっていったのです。

リーマンショック破綻の流れ

リーマンショックの流れをざっくり見ていきましょう。

  1. 2000年前半、住宅🏠ブームが起きる
  2. サブプライムローンで家を持つ貧しい人たちが増えた
  3. その後サブプライムローンを証券化した債権💳が生み出される
  4. リーマンブラザーズは、そのサブプライムの債権を大量購入
  5. リーマンブラザーズは、その債権を含んだ高利回りの金融商品を販売して利益を上げていた
  6. しかし2007年ごろ、市場の住宅価格が下落↴してきた
  7. 貧しい人たちの返済が滞りはじめ、急激にその数が増加↝
  8. サブプライムローンが焦げ付き(債務不履行)を始めた
  9. リーマンブラザーズの金融商品は売れなくなった
  10. 2008年9月15日、負債総額64兆円を抱えリーマンブラザーズ倒産🎇
  11. 世界的な金融市場の混乱へ

アメリカでは住宅ローンの証券化は一般的で、金融商品の中にもよく組み込まれているそうです。

感想:結局僕らの人生は金融市場に左右されるハメになる

リーマンの元社員らが出てきて、当時の様子を語っている様子は、とても新鮮でした。

2008年当時は、どうしてこうなったのか、仕組みを理解することができなかったですし、こうした証言をテレビで見たような記憶もありませんでしたから。

ただ、こうして今になって改めて見てみると、思うところもあります。

結局こうなるんだよなぁ

歴史的に見ても、こうした金融市場を起源とする混乱は、何度も何度も繰り返されてきました。

たった25年しか生きていない僕でさえ、バブル崩壊から始まり、ITバブル崩壊、リーマンショックと、数年ごとに起こる金融危機に翻弄されてきました。

もうね、結局こうなるんですよ。

火の粉も恩恵も、平等に降りかかるもの。

日経平均が2万円になり、「売り手市場」で就活生の就職環境が良くなってきました。でもそれって日経平均1万円以下だった時代、「買い手市場」で就活していた僕からしてみれば、「ほら、景気が良くなったらこうなったでしょ?」ってことなんです。

僕の就活についてはこちら

元就職浪人が伝えたい就活失敗しないために必要な4つのこと

本人の努力の有無は、論点がズレるので書きません。でも少なくとも枠の大きさの大小は、金融市場の良し悪しに影響を受けることは明白です。

だからこそ、金融業界に文句を言うのは間違い。

どう頑張ったって、どうせ金融市場の影響を受けるんです。

そのための対策を練る方が建設的でしょ?

資産を築くとか、子供に教えておくとか。

リーマンショックの再来?アメリカの自動車業界で用いられるサブプライムローン

さて、ご存知でしょうか?

今、アメリカの自動車業界では、サブプライムローンが用いられているということを。

リーマンショック再来の兆候 サブプライムローン急増 投資マネー流入、ずさん融資蔓延か | ビジネスジャーナル

考えてみれば当然の話かもしれません。

ローンを組むものっていうと、住宅、自動車、教育の3つが代表的なものですよね。

住宅がダメになったのなら、じゃあ自動車でって話です。そもそも自動車大国のアメリカとそこに住む車好きのアメリカ人。悪い意味で相性抜群です。

それに、サブプライムローンを扱う金融機関にしてみれば、ノウハウはそのまま、しかもアメリカ人の大好きな自動車で同じように利益を上げることができます。投資家だってリーマンショックのことは記憶しているでしょうけど、それがかえって分かっているから空売りすればいいと)投資意欲が出てくるんじゃないですかね?

次のショックは何ショックでしょうかねぇ?

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2015年6月27日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

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