半導体一辺倒という間違った楽観相場再び・・・。

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みなさんどうも半導体。またしても間違った相場が始まってウンザリしている@xi10jun1です。

日経平均は再び半導体関連銘柄に偏重した値動きが始まってしまい、その他のリスクを無視し始めています。

何が良くないかって、決算発表のたびに激しく上下するからです。

世界の半導体関連企業の決算で値動きしてしまう

エヌビディアにしてもTSMCにしてもASMLホールディングスにしても、これらの業績の動向だけで世界の株価が簡単に上下してしまうこの状況は大変危険です。

株価は本来様々な要素を織り込むもので、それこそ今の中東情勢やウクライナ情勢、日米の金利に中国経済など、材料は多岐にわたるはず。

なのに株高になる材料は米景気の良さそうな期待感と半導体企業の業績に依存していて、とても健全な相場ではありません。

具体的に何が健全でないかというと、外部のリスク要因を無視している点です。

言うなれば楽観ムードが漂っているんですよ。『半導体さえ強ければ他の要因は取るに足らない』と、市場が勝手に判断しているんです。

それが証拠に、中東情勢が悪化しても日米の株は全然下がりません。それどころか米経済の良さげな雰囲気とエヌビディアの動向で上がっている状態です。

然るべき根拠があって上がるならいいんですが、この世界の企業は半導体だけじゃないですからね。それにいつまでも半導体業界の業績がいいわけありません。業績が悪化して株価の下落を招く可能性をこれっぽっちも考慮してない。

先日、エヌビディア株がドカ下げしたときがありましたが、それにつられて日経平均も4桁円のドカ売りですからね。意味不明ですよ。なんでアメリカの一半導体企業の業績が悪化しただけで、日本の無関係な業界の株まで一気に下がらないといけないのか。

まとめ:必ずしっぺ返しのドカ売りが来る

半導体にあまりにも偏っている今の相場は近いうちに崩れるでしょうね。

中国による台湾侵攻でTSMCの危機が起こるか、半導体の需要減が鮮明になるか、中東やウクライナ情勢が悪化するか。

いずれにしても、警戒感を持っておかないと。こんな間違った相場に乗れません。

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Posted by jun