年収の壁問題で懸念を表明する知事たちに決定的に欠けている視点

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みなさんどうも103万円。全国の知事に怒っている@xi10jun1です。

いわゆる年収の壁問題で、税収が減る見込みとなっている地方自治体の知事たちから懸念の声がわんさか出ています。

ただはっきり言ってこちらはあなた方知事に怒り心頭ですよ。

市民の手取りが増えることを喜ぶより税収減を先に懸念する残念さ

103万円の年収の壁問題で地方自治体の税収減が取り沙汰されるようになり、全国津々浦々の知事から『税収減ガー』と喚く声が出てきています。

まず、この知事たちは一体何を勘違いしているのか、この点に怒りを感じます。

例えばその辺の国会議員が「年収の壁、問題だよねー」などと適当に発言したのなら百歩譲って分かりますよ。

でもこの年収の壁問題は、有権者が選挙を通じて持ってきた案件。いわばあなた方知事のいる都道府県の市民の声を、国民民主党が媒介となって届けたに過ぎません。余談ですが、NHK調査の政党支持率で第三位、衆院議席数では第四位に躍り出た政治政党が公約として掲げているわけで、決して小さくない有権者の声です。

それをまるで同党が勝手に作り上げて持ってきたみたいな言い方している、まるで民意を蔑ろにするかのような発言をしている知事が散見され非常に憤りを感じます。

あまつさえ知事は選挙される側でしょう?そんなあなた方が、民意を尊重しなくてどうするんですか?って話ですよ。有権者もとい市民に対して無礼だとは思わないんですかね?一国会議員の適当発言とは意味も意義も重みも違うんだってことが分からないんでしょうか?

またこの年収の壁問題は、実現すれば市民の手取りが増えるわけです。自治体の長ならばまずは市民の生活向上を歓迎するのが筋ってもんなのに、どこもかしこもイの一番に「税収減ガー」って喚くその無様な鳴き声にがっかりです。

市民は何十年も税負担に耐えてきたのに、たった1回の減税機運で全国津々浦々の長がこの喚きよう。少しは入るお金が減る痛みを知ったらどうなんですか?

それとも何?市民は延々と税金マシマシ財布カタメ生活カツカツで暮らせって言いたいわけ?それが『おかしい』『変えたい』と思って衆院選行ったのに、選挙される側のあんた方が市民の声たる政策に文句垂れるとか頭おかしいんじゃないの?おかしいから喚いてんだろうけど。

まして税収減が懸念されるなら、試算で出た数字ばかり強調するんじゃなくて『自治体としてはできることに限界もあるが、こういう工夫はできると思う。』もセットにすべき。

自治体長ならこう言うべき

もちろん税収減に伴う行政サービスの低下や、財政難の可能性を考えるのは当然分かりますよ。だとしても、まずは有権者ひいては納税者の選択を尊重する発言もセットにすべきです。

例えば。

『市民の皆様におかれましては長きに亘り税負担をお願いしてきており、今般の選挙で103万円の見直しの機運が出たことは「限界だ」という意思の表れと理解しております。税収減による行政サービス低下の懸念もありますが、施行時には市民の皆様にご不便をかけぬよう対処して参ります。』

が、自治体の長としてあるべき発信じゃないんですかね?

そら税収減が困るという話も重々承知なんです。

でもこっちがどれだけ声を上げ票を投じても、消費税減税も、トリガー条項凍結解除も、インボイス制度反対の声も聞き入れてもらえず1回も実感が無いじゃないか。どれか1個でも市民の税負担が軽くなるような、『あぁ~助かった』って実感のある施策が近年ありましたか?

それなのに、自治体の長が税収減ガーって喚いたら当たり前のようになんとかしてもらえるなんて、おかしいでしょう?

たまにはこっちの声を聞き入れてもらわないと。まして革命を起こしたわけでもない、正当な選挙の結果でこうなってるんですから甘んじて受け入れなさいとしか思えません。

まとめ:自治体長ならまずは市民生活向上を歓迎すべき

6月頃に所得税減税なんてのがありましたが、それで効果があったら先の衆院選で自民が大幅議席減なんてことにはならないんですよ。

生活が楽になるような減税をしてこなかったツケが回ってきたんですから、今度こそ国や地方自治体が頑張る番でしょう。

市民は何十年も税負担に耐えてきたんですから、たった1回の減税機運でピーピー喚くな。市民生活向上を歓迎し、税収減を甘んじて受け入れるべき。

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Posted by jun