日経平均暴落。衆議院解散と土日を挟んで反発するかと思いきやずっと低空飛行。
先週の引け後の石破総裁誕生で下げた先物の様相のまま、日経平均は2,000円近い暴落になりましたな。
本来ならこうした下げのあとは700円くらい反発しますし、衆議院解散とか土日とか挟んだで落ち付くかと思いきやまさかの低空飛行。
指名された大臣のほとんどが初めましての方が多くて、ちょっとリスク感出たんですかね?
今日の日経平均と東証グロース市場250指数の市況
日経平均は暴落。
前日比-1,910.01円の37,919.55円で取引終了です。
ぱっと見は積極財政派である高市氏の期待で上げてた分を戻しただけに見えますが、石破総裁による組閣の様相や衆議院解散の発表を踏まえて反発しなかった様相からしても、市場の評価はあまりよろしくない様子。
自民党の党勢の回復もままならない状態で解散なので、議席数の状況によっては更なる下落もあり得るかなと。国民に信を問うという意味では正解ですが、自民党の党としての信頼回復を前に解散では不安が残りますな。
いずれにしても、10月の相場は選挙の行方に左右されそうです。
東証グロース市場250指数は反落。
前日比-23.12円の652.63円で取引終了です。
新興市場も期待で上げた分を戻した形ですが、こちらも反発が鈍い感じ。
積極財政派であった高市氏が選出されていれば、文字通りお金が新興市場に流れる期待がありました。先端産業や成長産業への投融資もありましたからね。
ただそうじゃないことが分かったので、新興市場もしばらくダメかもしれんね。
本日の運用成績はこちらです。
衆議院解散は吉と出るかそれとも?
正直、今衆議院解散は悪手のような気がします。
やはり裏金問題や社会保険料および物価高の負担軽減を真っ先にやってほしいのに、選挙が先なのか?という疑義はあるでしょう。
情勢からみても引き続き自民党が政権を担うだろうとはいえ、離れた保守層を取り戻すより先に早々に解散なので、票がどれだけ集まるか。
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