日銀が着々と金融引き締めに動くのをガン無視する日経平均
みなさんどうも金利上昇。日本の金利も上がりそうな雰囲気に戦々恐々な@xi10jun1です。
先日の日銀の金融政策決定会合で国債買い入れ額の減額がアナウンスされ、金融政策がいよいよ移り変わろうかというタイミングを注視せざるを得ないなって。
一方で、そうした足元の動きをガン無視しているのが日経平均・・・。
米金利の動向でしか上下しない
今の日経平均は米金利の動向でしか値動きしなくなっています。
とにかく米金利の利下げはいつか。それだけを意識して動いているところがあります。
確かに金利は株価を動かす重要な指標ですし、世界一の経済国の景気の動向を伺うのは無理もありません。
でもそれがどうして自国の金利の動向を無視できるほどに優先度が高いのか。これが理解できない。
言っても日本だって世界でも5本の指に入る経済大国。有事の円買いよろしく、その影響や投資の対象としても申し分のない規模です。
こう言っては何ですが、いち経済大国の主要株価指数がいつまでも米国の景気に左右されるなんてそろそろ是正されても良さそうな気がしますけどね。
百歩譲って米金利の動向が重要なのはいいとして、自国の中央銀行の金融政策に関するアナウンスでほとんど値が動かないってどういうことなんですかね?
それに金融緩和ではなく引き締めですからね。これから市場に出回ってるお金の供給を減らしますって、YCC撤廃しかり、そういう方向性はあるわけですよ。
これすらも米金利の動向に劣る。主体性が無さすぎる・・・。
まとめ:とか言ってると急に日銀を材料視しだすから困る
まだ引き締めのアナウンスとしては規模が小さいからかもしれませんが、方向性としてゆくゆくはそうなる予定なわけで。
もう少し大きな材料にならないと『ヤバイ!』なんて意識しないのかもしれませんね。
いずれにしても、アメリカに依存しない株価指数であってほしいですよ。
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