日経平均反落。中東情勢緊迫感でリスクオフムードへ。
中東情勢がさらに緊迫感のある状況になり、日経平均も下げましたな。
といってもリスク感の主な原因は、中東情勢による地政学リスクそのものよりも、それによる原油高がもたらすインフレの長期化懸念です。
今年の利下げ期待が剥落したことによる売りなので、なんとも・・・。
今日の日経平均と東証グロース市場250指数の市況
日経平均は反落。
前日比-290.75円の39,232.80円で取引終了です。
中東情勢がキナ臭くなる上、イランによるイスラエルへの報復に対してさらに報復があるのかどうかが今後の焦点になりそうです。
そうなると原油高にともなうインフレの長期化、さらに利下げ延期懸念でドル買い円安と、株価的にはマイナス材料が目白押しになります。
日本国内でも物価高がさらに進行するかもしれないので、参りましたねぇ・・・。
東証グロース市場250指数は続落。
前日比-6.62円の680.75円で取引終了です。
新興市場もこの有様ではどうしようもない・・・。
中東情勢の悪化、原油高にインフレの長期化と、好材料が全て遠のいてばかりで上がりようがないんですよ。
AIや半導体関連は強い銘柄もあるんですが、IPOも含め目立った株のほとんどに買いの勢いがありません。個人勢はだいぶ含み損にあえいでいるぞこれ。
本日の運用成績はこちらです。
中東情勢悪化の地政学リスクは間接的
前述の通り、中東情勢による地政学リスクより、それによる原油高がもたらすインフレの長期化懸念が市場の関心事となっています。
裏を返せば中東情勢が落ち着くニュースが出れば株価は安定するでしょうけど、今イスラエル関連は火種がいくつもあって油断ならない・・・。
米金利の利下げは遠くなるのだろうか。
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