日経平均続伸。日銀の金融政策決定会合にて、マイナス金利解除、YCC撤廃、ETF購入の終了も合わせて。
ついに日銀の金融政策決定会合でマイナス金利解除がアナウンスされ、さらにYCC撤廃とETF(REIT含む)の購入終了も発表されました。
事実上の利上げ、そして緩和措置の終了ということで株価的にはマイナスの材料になるわけですが、不安材料がなくなったことで一時的には株価が上がっている様子。
問題はここから先。
今日の日経平均と東証グロース市場250指数の市況
日経平均は続伸。
前日比+263.16円の40,003.60円で取引終了です。
日銀の金融政策決定会合にてマイナス金利解除、YCC撤廃、ETFの購入終了がアナウンスされたことで、不安材料が無くなったので買われたのでしょう。
またこうした金融引き締めの材料があり且つ織り込まれていながら、「緩和的な環境を続ける」という文言もあったことも影響している模様。
なのでドル円も150円台に戻ってきたので、輸出関連株は引き続き強いかもしれません。
東証グロース市場250指数は続伸。
前日比+5.62円の746.07円で取引終了です。
日経平均に比べると反応はやや薄いですが、金利に敏感なグロース株ですからまぁ当然の値動きでしょう。辛うじて連れ高になっただけ。
どう頑張っても利下げ環境ではなく利上げ環境であることには変わりはないですし、アメリカの利下げくらいの材料が無いとこれ以上の上昇は難しいでしょうね。
新興市場にとって有利な時代は当面来ないのだろうか?
本日の運用成績はこちらです。
購入してきたETFの行方
ここで気になるのが、これまで日銀が購入してきたETFの行方です。
出口戦略として一時期騒がれましたが、日経平均が40,000円に到達する時代になったことで相当の含み益になっているはず。
ETFの購入が終了するということは、当然売り出しの動向が取り沙汰されるはずですが果たして?
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