日銀の金融政策決定会合でサプライズを警戒すべき理由

今日の運用成績

みなさんどうも金融政策。日銀の金融政策決定会合に備える@xi10jun1です。

12月18日、19日に開催される日銀の金融政策決定会合ですが、いつもと違って警戒感が高まっています。

今年は日銀関連で相場が動くことが多かったので、それも当然ですね。

いよいよ金融緩和から引き締めに転換するか

注目はやはり、現在の金融緩和から引き締めに路線変更されるかどうかです。

大方の予想では、現行の政策を維持しつつマイナス金利の解除が見込まれ、来年以降の金融政策について引き締めに動くような示唆があるのでは?と目されている様子。

さすがにマイナス金利解除してすぐに利上げになることは考えにくいとはいえ、サプライズがあるとすれば利上げへの明確な言及でしょうね。

それがどの程度の時期に行われるか、あるいはそのための条件など、植田総裁からの発言次第では相場が一気に動く可能性があります。

元々、植田総裁が就任してからの日銀は金融政策の点検やYCC修正など、引き締めのための準備のようなニュースが相次いでいました。いつか来る金融政策の転換もとい金融引き締めに警戒しておくのは当然のことですね。

海外のニュースでもそのような内容が繰り返し取り沙汰されていますし、実際今年は上記のYCCについて政策の変更を行ったので、より実現可能性は高いのかなと見ています。

日銀のサプライズに警戒

日銀の金融政策の発表はサプライズになることが多く、相場が一気に動くので警戒しておかないといけません。

と言っても、普段の金融政策決定会合では現状維持がメインなので、警戒感が薄れるのも仕方ないところがあります。しかしだからこそ、何らかのサプライズ的な金融政策の変更は市場へ大きなインパクトを与えるんです。

今回の場合、サプライズとして考えられるのはマイナス金利を解除しないこれまで通りの現状維持か、マイナス金利を解除しつつ利上げも行う場合です。

より影響が大きいのは後者で、利上げするとなると日本経済への影響は甚大です。株価はおそらくドカ下げするでしょう。

金利差を考えると円買いドル売りになるわけなので、急な円高を招いて相場が混乱しそうです。

しかし中央銀行たる日銀がそんな事態を想定しないわけがなく、まして金融市場の安定が業務であるだけに非常に考えにくいところではあります。

まとめ:いずれにしても金融政策が変わりそう

これまでの現状維持から一転して金融政策の変更となる可能性がある以上、これを想定したポジションを取っておかないと。

と言っても、キャッシュポジ一択でしょう。

何が起こるか分かりませんし、サプライズは警戒しないと。

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