米景気リセッション入りとハードランディングの可能性が高いと思う理由
みなさんどうも米景気。アメリカの景気後退はハードランディングだと思う@xi10jun1です。
雇用統計やISMなど、ここ最近の指標発表では景気の底固さを見せているアメリカですが、個人的にはここからの景気後退局面はハードランディングすると思っています。
まぁ前科があるのでね・・・。
楽観視する状況は大体逆のことが起こる
上記の米景気に関する指数はどれも底固い経済の状況を表しており、金融に携わっている人たちからするとソフトランディングないしノーランディングに近いと見るのは当然の流れでしょう。
しかし思い出してほしいのは、当初インフレもそうやって見られてきて結果どうなりました?って話です。
『インフレは一時的』なんて文言を見てきましたが、全然年単位で続いているじゃないですか。しかもそれを言ってたのが各国の金融の要人だったわけで、プロですら見誤るんですよ。
こういう楽観視が広まっているときは、大抵逆のことが起こるもんです。つまり金融のプロたちがソフトランディングすると思い込んでいるのなら、その逆、ハードランディングが起こると想定しておくのが賢い選択です。
プロが見誤るのは実体経済を見るのに乏しいから
一時的と言っていたのに実際は長期化しているインフレの状況ですが、そもそも金融のプロがなぜ見誤ったのか。
それは、各国の要人が見ているのが数字だけだからです。
当たり前ですがナントカ統計やナントカ指数というものは、直近のものとはいえ過去のものになります。今起きていることを推し量ることができません。
それにどっかのYoutuberみたいに、『今日は平均的な国民の生活をして、実際にどのくらいインフレがやばいのか検証したいと思います!』なんてことはやりませんからね。貰ってる給料も高いですから、『卵の価格がやばい!』なんて実感に乏しいのかもしれません。
いずれにしても、雲の上で地上を判断しているに過ぎないわけですから、見誤るのも無理はありません。
まとめ:市場関係者の楽観視は危険のサイン
例えば金利の原理原則で市場が動くのはその通りですし、そういった点ではプロの判断が正しいでしょう。
しかし実体経済や世間一般の感覚というものに乏しくなりがちで、足元の経済については自ら足を踏み入れないのであれば、その見通しを誤る可能性があるわけです。
なので直近の米指標を以ってソフトランディングへのバイアスがかかっているような節がある専門家の意見とは、逆の何かが起きると思っておくのがいいですね。
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