日経平均大幅続伸も米地銀のファースト・リパブリック銀行が経営破綻
日経平均が29,000円を超えてきたんですが、終わった後に米地銀のファースト・リパブリック銀行が経営破綻と不穏な空気が出始めています。
ただ同行については、米銀大手JPモルガン・チェースが事業買収に既に動いているので、大きな混乱は考えにくい・・・。
はずですが、この流れから察するに警戒感は高めたほうがよさそうだ。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は大幅続伸。
前日比+266.74円の29,123.18円で取引終了です。
材料が無いからってまた円安を無理やり材料視して上がってますね。
本当にしょうもない。で、引け後に米地銀のファースト・リパブリック銀行が経営破綻の情報ですよ。もう意味が分からないというか、全然実体経済を見ていないんですよ。
そもそもこの銀行の話題はちょこちょこニュースになっていたわけで、足元のリスクをガン無視しているのは良くない兆候です。
マザーズ総合は続落。
前日比-3.52円の741.72円で取引終了です。
新興市場は日経平均のような大型株に資金が流れた関係で売られた様子。
あとはやっぱり個人勢は冷静ですよ。円安を無理やり好感なんてしないんですから。
ただ今回の銀行の破綻で少なからずリスクオフムードが続く可能性はあるな。
本日の運用成績はこちらです。
預金流出の連鎖が怖い
米地銀のファースト・リパブリック銀行が経営破綻したものの、現時点で米先物は静かな推移をしています。
いわゆるパニック売りのような状態にはなっていないので、JPモルガンの同行事業買収のニュースが効いているのでしょう。
しかしこの預金流出の問題はまだ続く可能性があることは確か。シリコンバレー銀行からクレディ・スイスから、金融機関の不安が相次いでいるので実体経済をガン無視している市場はエライ目に遭いそうだ。
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