半導体製造装置輸出規制が新たな相場のリスクになるか?

ブログ

みなさんどうも半導体。半導体が新たな摩擦の火種になる可能性があると見ている@xi10jun1です。

日本政府は先端半導体製造装置の輸出に関して管理をより厳格化すると発表し、これが中国との摩擦になるかもしれないと見ています。

直接的なリスクになることはないにせよ、火種の1つにはなり得るかなと。

半導体で揺れ動く日米中

半導体に関しては台湾のTSMCが有名ですが、日本国内での工場建設が話題となっています。

中国の台湾侵攻が懸念される現状を考えれば、先進技術の全てに用いられる半導体を同国に取られるわけにはいかないわけで、日米ともに力を注ぐのも分かります。

しかし納得がいかないであろう中国側が、制裁とばかりに不利な貿易の条件を日米に課してくる可能性は想像に難くない。事例はたくさんありますからね。

それにアメリカはかなり本気で取り組みだしているようで、2022年8月にはバイデン大統領が国内の半導体産業に対し520億ドル(7兆円)を投じる法律を成立させていて、その本気度が伺えます。

まして軍事大国ですし、昨今のウクライナ情勢を見ても、その先頭にドローンなどの電子機器が用いられる最新の戦争の在りようを踏まえれば当然の措置でしょう。

そして摩擦へ

台湾侵攻があっても無くても、日米両政府とも中国に開発競争で負けるわけにはいかない。それはすなわち中国の覇権主義的な威圧に対抗できなくなることと同義です。

いざというときに国を守れない、これは避けなければならない事態。

しかし中国の野心的な国家の繁栄を止めるわけがないので、この両者のぶつかりは避けられない。今はまだ互いにジャブを打ってるだけですが、本気でミサイルを撃ち合うようになったら終わりですよ。

いずれにしても、摩擦は避けられないだろうなと思いますし、とりわけ日本の経済は中国に依存する面も多々ありますから株価の下落も含めて景気の悪化のリスクは常にある。

まとめ:日中、米中の経済摩擦が株価下落の要因になる可能性

半導体ともなると国内の大手企業を含めて数多くの産業が影響を受けます。

まして日経平均に採用されているような大型の半導体関連企業が影響を受けるとなると、株価への影響も甚大。

日中、米中の半導体関連のニュースは定期的にチェックしておかないと。

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

スポンサーリンク

※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2023年4月1日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

ブログ

Posted by jun


当ブログのスポンサー