ChatGPTを用いたら株主総会はもっと効率的且つ生産的になるのでは?

今日の運用成績

みなさんどうもChatGPT。最近ChatGPTを使い始めた@xi10jun1です。

AIが様々な質問に柔軟な回答をしてくれるサービスであるChatGPTですが、これを株主総会に用いたらかなり楽になりそうだなと。

株主総会ってさして重要でもない質問とか結構ありますからね。

株主総会をより濃密に

株主総会に何度か足を運んだことがあるんですが、株主もピンキリだというのがよく分かります。

ググれば分かる程度の質問をする株主、おそらく会社経営者ならではの視点で質問する株主、デイトレーダーと思しき株主などなど。

彼らの質問に回答していく経営陣も大変ですよ。こう言っては何ですが、ちょっと調べれば分かるようなこと、それこそ決算資料に答えが書いてある質問はやめたほうがいいんですけどね・・・。

それこそ現在取り組んでいる新事業の勝算であったり、同業他社で起きた事業リスクに御社はどのように対処するか?またそのコストはどの程度見積もっているか?だったり、より解像度の高い質問にだけ集中したいものです。

なので、ちょっと調べれば分かる程度の解像度の低い質問にはChatGPTを用いて回答できないか?と。

実際にChatGPTを使っていろいろ質問してみたんですが、正直、ちょっと詳しい人に質問してそれなりに納得できるレベルの返答に到達していることに驚きました。

さすがに経営の課題にどう対処するか?といった解像度の高い質問には表面的な回答がなされますが、そうでない質問ならもうAIに任せてもいい状況です。

実際の運用は課題

ただそれを実際に導入するにはどうすべきか?は課題ですね。

ぶっちゃけ、株主としての質問がAIで代弁されたとして、納得できますか?。蔑ろにされたと感じて怒り出したり、経営者が株主を軽んじていると批判も出るでしょうし、そもそもそんな重要な質問かどうかをどう判断するのか?って話です。

というわけで、それをChatGPTに聞いてみました。一応引用の形にします。

質問:株主総会では様々な質問がなされますが、少し調べれば分かる程度の質問や事業と無関係の話がなされることがあります。なのでそうした質問にはChatGPTを用いて回答を代弁してもらい、より重要な質問にだけ経営陣が回答する形を採用する方式について、どのように考えますか?

回答:私の考えでは、株主総会は企業と株主の間の重要なコミュニケーションの場であり、株主が企業に対して様々な質問や懸念を表明することができる重要な機会です。しかし、質問が無関係であったり、簡単に調べられる内容であったりする場合、経営陣や参加者の時間を無駄にすることになります。

ChatGPTを用いて回答を代弁することで、重要な質問に集中することができ、より生産的な議論ができるかもしれません。ただし、ChatGPTは人工知能であるため、完璧な回答を保証することはできません。そのため、経営陣が回答する必要がある重要な質問については、適切な回答を提供するために、引き続き努力する必要があります。

重要な質問にだけ経営陣が回答する方式を採用する場合、株主が関心を持つ重要な事項に焦点を当てることができ、より生産的な会議が可能になる可能性があります。ただし、すべての株主の懸念を無視することになるため、株主との信頼関係を損ねることになるかもしれません。また、経営陣が回答することになる質問の選択について、公正で透明性の高い方法を確立する必要があります。

したがって、どちらの方法を採用する場合でも、公正で透明性の高い選択プロセスを確立し、株主と企業の双方の利益を最大化するように努めることが重要です。

引用元:ChatGPTでの質問と回答

まぁ、「ですよねー」って感じです。

ただ先ほども書いた通り、『ちょっと詳しい人に質問してそれなりに納得できるレベルの返答』ですよね?

これが株主総会に導入されたら、かなり面白いかと。

まとめ:まだまだ時間がかかるが導入されたら面白い

例えばAIの開発をする会社でなら、こういう取り組みは面白いかもしれません。

オンラインで株主の質問を集め、その重要度をAIで測り、より高度な回答が必要だと判断した場合のみ経営陣に提示され、そうでない質問の場合もAIで本人の端末に自動回答される、とか。

あとは記者会見も、頭の悪いマスコミの質問は除外してもっと重要な内容にだけ絞るとかね。これなら用途としては十分でしょう。

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2023年3月18日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。